キャラ文芸 女主人公・男主人公(複数主人公) 小説一覧
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一行あらすじ
関東最大の暴力団本家代表の養子、東京黒川組会長の二女、そして名を馳せた一匹狼の半グレが織りなす、危険で複雑な三角関係の行方は――。
あらすじ
「……俺を許さなくていい。ただ、愛しているフリくらいはしていろ」
黒川蝶子には、幼馴染であり許嫁でもある沢海龍弥がいる。彼は、その美貌と卓越した才能で関東最大の暴力団「沢海會」の若頭補佐にまで上り詰めた。しかし、その裏の顔は病的なサディスト。蝶子のクラスメイト、山口透馬を奴隷として支配し、執拗なまでに日夜その嗜虐心を満たしている。
だが、透馬は絶望の中でも人知れず蝶子を想い続け、彼女を守ろうとしていた。その強さと優しさに、蝶子は次第に惹かれていく。
「オレは黒川のことを愛してる。誰よりも大事に思ってる――」
「それには私、答えられない……」
「違う。……黒川が幸せなら、それでいいんだ」
狂愛と執着、暴力的な愛と献身的な恋。蝶子は二人の男の間で揺れ動くが、そんな中、沢海會を揺るがす大きな暗雲が立ち込めていた。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
※予告なく残酷表現入ります。
文字数 34,318
最終更新日 2024.08.29
登録日 2024.08.21
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曰くつきの少女。彼女の心の中には別の人物がいた。
そいつは悪霊と呼ばれる存在である。
憑りつく一年前、少女は過去のいじめにより、自殺未遂を起こして人間不信になり、一人では不安になってしまう障害をもっていた。一方の悪霊は誰かに憑いていなければ、食事が出来ない存在。
奇跡的に出会った二人は、共に足りないところを補い、依存しながら日常を楽しく過ごしていた。
そんな彼女らは毎夜出かけていた。悪霊の栄養となる同族を食らうために。
その次の日の朝、出かけていると不穏な空気が漂う場所に引きずり込まれてしまう。
そこは、神隠しが多発していた。
場所は――住宅街の裏道。
地から空へ飛ばされたことで、意識を失った少女の代わりに悪霊が難なく降り立ったその場所には、北欧神話の魔物や日本の妖などと呼ばれる存在がいる世界。
知らない言語があるところで混乱していると、着物を着て刀を帯刀している女武者が現れ、助けてくれて一緒に住むことに。
非力な少女と悪霊は、自分達を二重人格と偽り、異世界日本で暮らしながら元の世界に帰る情報を探していく。
文字数 59,996
最終更新日 2022.01.30
登録日 2021.08.01
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