家の主小説一覧

1
タケシくんをとてもかわいがってくれていたケイイチロウおじいちゃんがちほうしょうという病気に かかってしまい、お父さんとお母さんがかいごのためにおじいちゃんの広い家に住むことになりました。 おじいちゃんはボケてしまっていたので、自分のことをケイたんと呼んでいました。 そして、タケシくんにそっとヒミツの話しをしてくれたのです。 ケイたんは実は精霊の国からやってきた地霊だったのです。 そのヒミツを知ってからというもの、タケシ君はケイたんと一緒にいっぱい、いっぱい、遊びました。 そして、しばらくしておじいさんは亡くなってしまいました。 タケシくんはいっぱい、いっぱい、泣きました。 でも、悲しむことはありません。 ケイたんは、本当の姿、お尻にウサギのふわふわの尻尾がついた地霊の姿で、タケシくんの前に ふたたびあらわれたのです。
24h.ポイント 0pt
小説 184,440 位 / 184,440件 児童書・童話 3,199 位 / 3,199件
文字数 25,732 最終更新日 2018.07.18 登録日 2018.07.01
1