薔薇のモスク 小説一覧
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アーナヒターはスプンタ・ナザル教の上級祭司の娘であり、ホルシードハーク帝国のハレムに輿入れすることが決まっていた。
そのため、父の命令で薔薇のモスクで良縁祈願をさせられていた。
そのとき―――日本でシンガーをしていた過去を思い出し、歌いたいという情熱が湧き上がって来た。
しかし、産まれた時から輿入れは決まっていた事。断ることはできない。邪悪な気配の王の婚約者となるが、そこに王に瓜二つの謎の男が現れる。
謎の男、アミールは四弦のバルバットを操る吟遊詩人で男妾とも言われていた。
彼は自分の計画に協力することを条件に彼女に歌う機会を与える約束をする。そして、アーナヒターは『顔出しNG』の吟遊詩人となるのだった。
古代ペルシャが舞台です。但し、国の名前や宗教の名前などは架空の名称にしてります!!
歴史には準じてません。
こちらの小説はフィクションであり、実在の人物や団体などとは一切関係ありません。
文字数 99,171
最終更新日 2025.06.13
登録日 2025.05.08
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