産婦人科病院 小説一覧

1
1

私は、不気味な大きな黒い目の子供に言われました。「あの人が、ママになる人だったんだね」と。

私は、結婚直前で彼氏と別れた結果、産婦人科病院で中絶手術を受けることになりました。 手術後、帰宅への道すがら、小さな公園があるのに気がつきました。 ベンチに座り、公園の遊具で遊んでいる子供たちを、ボンヤリと眺めていると、おかしなことに気づきました。 その子供たちは、身体が半透明で光り輝く、妖精のように小さな子供たちだったのです。 皆、表情のない顔に、黒い大きな目をしていました。 そして、ひとりの子が、私の方を黒い目で見て、言いました。  「あの人が、ママになる人だったんだね」とーー。 ※他サイトでも掲載しています。  小説家になろうでは、ホラー短編作品集『あなたの知らない怖い公園』の1作品『大きな黒い目の妖精が住む公園』として掲載しています。
ホラー 完結 ショートショート
1