愚かな操り人形 小説一覧

1
1

魔の森の合唱隊

僕は恋人を探し求めて、〈魔の森〉に足を踏み入れた。 〈魔の森〉は、旧魔王領の、人類未踏の領域だ。 森の奥へと慎重に進み、草原に出た。 すると、蒼い月明りに照らされて、五人の男女がひとかたまりになって、突っ立っていた。 全員が革製の甲冑をまとい、剣や斧などの武器を地面に突き刺した状態で、無表情。 その先頭に立っていた女性冒険者が、恋人のラーナだった。 駆け寄って呼びかけるも、無表情なまま。 顔を寄せると、吐息が漏れている。 死んでいない。 安堵すると、背後から、子供の泣き声が。 振り向くと、動物のぬいぐるみを抱えて、少女が震えていた。 そして、ぬいぐるみのお腹の中央に位置するボタンを覗くと、そこにはーー!? ※他サイトでも掲載しています。  小説家になろうでは、ホラー短編作品集『あなたへ贈る異世界への招待。ただし、片道切符。あなたは行きますか?』の1作品 として掲載しています。
ファンタジー 完結 短編 R15
感想数 0 文字数 4,930 最終更新日 2025.09.06 登録日 2025.09.05
1