性別選択 小説一覧
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フレスラン公国の公子は必ず両性で生まれる。成長後、いずれ最終性を決断しなくてはならないが、爵位財産を相続するには長子長男でなくてはならない。
一人目の子ユリア・ユリアスは女性を最終性に望んでおり、また、二人目の子アリス・アリステアもやはり女性を最終性にすることを望む。跡継ぎがいなくなればグローヴァー家だけでなく、フレスラン公国の問題になる。そして長子長男でなければ財産も相続出来ない。
それでも二人は自分が女性になるという主張を一歩も引かず、喧嘩の毎日を過ごしていた。
デビュタントの日、偶然二人が両性であることが帝国のダレン皇太子に見つかってしまう。それをきっかけに、ユリア・ユリアスは男の姿で皇太子の近衛兵にならざるを得なくなり、アリス・アリステアは女性の姿で皇太子の婚約者であるサフィー王女の侍女になる。
※R15
※AI補助:プロット作成用にビートシートの各ビート文字数算出、自身で作成したビートシートの確認とアドバイス、辞書として、参考資料の検索等(本文はすべて筆者執筆、参考資料はAI以外にも書籍購入、図書館書物も数冊確認)
※エブリスタでも公開
文字数 40,491
最終更新日 2025.12.14
登録日 2025.12.06
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