白川雪乃は不義の子として虐げられ、十六歳で名家である小笠原家に奉公に出される。雪乃は士官学校に通う小笠原家の嫡男和臣と恋仲になるも、大妖に襲われ命を落とす。雪乃の正体が雪女だと知っても諦められない和臣は「自分にとって大切なもの」を失うと知りながら禁忌の妖術で時を遡る。声を失った和臣はかつての自信を失っていた。そんな時、和臣の父親が雪乃と結婚すると言い出して⋯⋯。
妖と人ーー決して相容れない存在と知りながら惹かれ合う二人が運命に抗っていく。
文字数 52,068
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.04.01