真逆のふたり 小説一覧

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国一番の大悪女のはずなのに、あっちからもこっちからも愛されて困ってます。

国一番の大悪女のはずなのに、あっちからもこっちからも愛されて困ってます。
 レナ・セレフィア。  美貌、才能、教養、家柄――その全てを持ち合わせ、「次期王太子妃候補」として誰もが認める完璧な令嬢。  けれど、そんな彼女には一つだけ足りないものがあった。  それは、心の底から笑い合える「友人」。  誰もがレナを愛し、憧れ、尊敬する。  けれど、誰もレナと対等には接してくれない。  そんな孤独を抱えながらも、レナは自分が寂しいことにすら気づいていなかった。  一方、リゼ・クローディア。  王都一の名門侯爵家に生まれながら、無芸無才で卑屈な性格へと歪んでしまった令嬢。  何をしても家族に認められず、周囲からも馬鹿にされ続けた結果、陰口を叩く者には容赦なく仕返しをする「国一番の大悪女」と呼ばれるようになっていた。  本当は誰よりも、自分を認めてほしかった。  本当は誰かに愛されたかった。  けれど、素直に感情を伝えることができないリゼには、友人と呼べる人間など一人もいなかった。  そんな正反対の二人が、ある日出会う。  憧れ。嫉妬。怒り。  そして、初めて自分に向けられた飾り気のない感情。  「あなたなんて、大っ嫌いよ!」  リゼがレナにワインをかけた、その瞬間。  レナは思った。  ――この人と、お友達になりたい。  誰からも愛されてきた聖女と、誰からも愛されなかった悪女。  互いを羨み、嫉妬し、時には喧嘩をして。  それでも、相手の持っているものを知るたびに、自分自身にはなかった何かを見つけていく。  これは、正反対の二人が互いの心を溶かし、やがて誰よりも大切な「親友」になるまでの物語。 誰もが憧れる完璧な聖女と、誰もが恐れる国一番の大悪女。 正反対な二人が出会ったとき、そこから始まるのは恋ではなく――最高の友情だった。
ファンタジー 連載中 長編
感想数 0 文字数 8,237 最終更新日 2026.08.31 登録日 2026.08.30
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