ゲーム内世界 小説一覧

1件
1

クソゲー『エクセル・レイジ』の破綻大地を開拓して神絵師に覚醒した俺、浮遊大陸に居座る炎上絵師を完全論破してサーバーを片付ける〜

気弱な天才インディー開発者・田中一(はじめ)が開発したVRゲーム『エクセル・レイジ』は、友人である炎上絵師・殖木ひろふみの恫喝と改悪により、物理演算も経済も破綻したクソゲーへと変貌した。 殖木が上空の浮遊大陸「フロウディア」に居座り管理者権限をロックしたため、現実世界のサーバーが熱暴走で爆発寸前に陥る。 田中から依頼を受けた高校生ハッカー・リウは、害虫駆除のためゲーム世界へ潜入する。 ​一歩歩くだけで窒息する死のバグ大地で、リウは仕様の穴を突いて生き抜くが、寝返りポンコツ聖女マナや粘着剣士erage、そして殖木から「棒人間しか描けない無能」と見下される。 悔しさをバネにしたリウは、田中が遺した1000倍速デバッグ空間に籠もり、ハッカーの観察眼で解剖学・パース・光の屈折率を徹底解析。 何万枚ものデッサンを経て「本物の神絵師」へと覚醒する。 ​リウは自ら描き出した白銀の開拓ゴーレム「アトラス」と共にバグ荒野を開拓し、要塞都市「クロベキア」を建設。 妨害に現れたerageを一蹴し、天を衝く白銀の軌道エレベーターを描き上げて最終決戦の地・フロウディアへ乗り込む。 ​浮遊大陸でerageの鎧の可動域バグを突いて置物化したリウは、殖木の最高傑作「絶対無敵の神竜」と対峙。 赤ペンの公開添削でデッサン崩壊と背面の未描画手抜きを暴いて論破し、自ら描き上げた『機械仕掛けの戦乙女(ヴァルキリー)』で神竜を粉砕する。 発狂した殖木は世界消去ブラックホールを放ち、パニックになったマナの花火乱発とerageのレバー破壊が連鎖して、フロウディアが都市クロベキアへ向けて墜落を開始。 現実のサーバー爆発まで残り180秒の危機に直面する。 ​リウはマナの花火による処理落ち(ラグ)を逆利用して時間を稼ぎ、超精密な反重力制御リングを描き上げて大陸の墜落を停止。熱暴走を鎮火させ、殖木から管理者権限を剥奪する。 悪質なバグ特性を持つ三悪人を隔離フォルダへ永久追放し、世界を本来の美しい姿へ修復して現実へ帰還した。 ​現実に戻ったリウはサーバーを無事撤去し、田中一とタッグを結成。 二人の名前を冠したクリエイターアカウント「RIU ICHI」として投稿したイラストが、世界中を魅了する大バズを巻き起こすのだった。
1件