第12回ドリーム小説大賞終了

第12回ドリーム小説大賞

選考概要

前回の応募数を上回るエントリーとなった、第12回ドリーム小説大賞。編集部内で最終候補としたのは、「水曜日は図書室で」「SING!!」「さよなら私のドッペルゲンガー」「恋する弟」「芙蓉の宴」「プライド捨てたら人生変わった」「もしも世界が無色で溢れたら」「その花は、夜にこそ咲き、強く香る。」「十五のきみに、五十のあなたへ」の9作。

これらの候補作の中で、編集部内で最も支持を集めた「さよなら私のドッペルゲンガー」を大賞に選出。最終選考に残ったものの、惜しくも受賞に至らなかった作品を奨励賞とした。

「さよなら私のドッペルゲンガー」は、ドッペルゲンガーに殺された女子高生の幽霊「凛」の復讐のため、男子高校生「墨染」が友人と共に駆け回る、ひと夏の物語。チープになりがちなドッペルゲンガーという題材をうまく組み込み、キャラ同士の楽しく軽妙な掛け合いや飽きのこない展開、構成も高評価だった。

なお、最終候補作の一つである「芙蓉の宴」は、家庭問題、介護や病気といった誰もが抱えうる問題を繊細な心情描写でまとめ上げた完成度の高さを評価する声が多かったが、シリアスな内容なだけに読者ニーズが見えず、奨励賞にとどまった。

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応募総数1,853作品 開催期間2021年07月01日〜末日

編集部より

ノリのいいキャラクター達の軽妙な掛け合いと、ドッペルゲンガーの設定を組み込んだ構成が巧みでした。主人公がヒロインのために泥臭く走り回る王道ながらも心を動かす展開は爽快で、テンポのいい語り口とあいまって楽しい作品に仕上がっていました。


編集部より

ポイント最上位作品として、“読者賞”に決定いたしました。主人公が田舎で生きるための知恵を身につけて生き生きと生活する様が丁寧に描かれていました。個性豊かなキャラクターや美味しそうな料理も非常に魅力的で、多くの読者が引きつけられたことにも納得できる作品でした。

※受賞作については大賞ランキングの最終順位を追記しております。

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