「途切れ途切れ」の検索結果

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ファンタジー 完結 短編 R18
ヘッドセットから友人の声が聞こえる。 「今日のアップデート、森に新しい川が増えたらしいぞ」 画面の向こうで友人が興奮しているのを聞きながら、俺も笑った。 ――いつもの日常だ。ゲームだって、ただの暇つぶしのつもりだった。 だけど、次の瞬間だった。 モニターが光に包まれ、耳元の声が途切れ途切れになる。 「え、ちょ、ちょっと待て……?」 手を伸ばすが、光が眩しすぎて、視界は白く溶けてしまった。 次に目を開けたとき、俺は見知らぬ森の中に立っていた。 湿った土の匂い。茂みを揺らす風。鳥とも獣ともつかない声。 心臓が早鐘を打つ。手足は小刻みに震え、全身の力が抜けそうになる。 ――これ、どう考えてもゲームじゃない。現実じゃない。 川のほとりで、ふと動く影を見た。 水を飲んでいる――少女に見える女性。 小柄で、体は細い。でも筋肉の陰影もあって、野生的な強さを感じる。 髪は濡れて肩まで垂れ、光を受けて輝いている。 彼女は言葉を発さない。動きは静かで、警戒と好奇の混ざった目で俺を見つめていた。 俺も、言葉ではなく視線で応えるしかない。 心臓が強く打ち、汗が背中を伝う。呼吸が浅くなる。 ――この森に、俺と彼女しかいない。 ――言葉は通じない。なのに、確かに存在を認め合っている気がする――。
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文字数 6,791 最終更新日 2026.01.09 登録日 2026.01.09
ミステリー 連載中 長編
金と銀の瞳をした美しいお嬢様だった。  目を覚ますとそこは古くボロボロになった邸。その中心で佇む少女。首元に見覚えのある赤色が見える。  執事として仕える「零」と、不思議な少女「律」 意識を失った10日間 途切れ途切れになった記憶 宝石の瞳 首元の赤 消えた力 彼岸花が咲き誇るこの世界で、赤色は不気味に輝いた。
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小説 214,970 位 / 214,970件 ミステリー 4,904 位 / 4,904件
文字数 5,288 最終更新日 2020.06.28 登録日 2020.06.28
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