「仏教」の検索結果

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題名を「エッセイのプロムナード」と付けました。河畔を散歩するようにエッセイのプロムナードを歩いていただきたく、そう命名したのです。歩く河畔がさくらの時期であったなら、川面には散ったさくらの花々が流れているやも知れません。その行く(あるいは逝く?)花々を人生を流れ行く無数の人々の姿と見るならば、その一枚一枚の花びらにはきっとそれぞれの氏・素性や、個性と生き方がある(あるいはあった)ことでしょう。この河畔があたかも彼岸ででもあるかのように、おおらかで、充たされた気持ちで行くならば、その無数の花々の「斯く生きた」というそれぞれの言挙げが、ひとつのオームとなって聞こえて来るような気さえします。この仏教の悟りの表出と云われる聖音の域まで至れるような、心の底からの花片の声を、その思考や生き様を綴って行きたいと思います。どうぞこのプロムナードを時に訪れ、歩いてみてください…。 ※「オーム」:ヘルマン・ヘッセ著「シッダールタ」のラストにその何たるかがよく描かれています。
文字数 57,218 最終更新日 2022.11.30 登録日 2021.11.14
現代文学 連載中 長編 R15
 女神が司る理想郷である神界。そこは争いも災いも存在しない、平和で優美な世界だった。  アライソはその世界へと転移しては神物を盗み出し、現実世界で売り払う仕事をしていた。  彼は値段など付けることの出来るはずもない尊い物を現金化するその生業を嫌悪していた。  だがある時、彼が神界へ行くと、絶対的な平穏が約束されているはずのその世界の村が焼き討ちされていた。  何よりも現実世界よりも大切に思っていた神界の危機を目の当たりにし、彼は戦いの中へと身を投じて行く。
登録日 2024.03.16
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