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BL 連載中 短編 R18
人間及びドーベルマンと狼の遺伝子が交配され 生まれた、獣人・シリアルナンバーA99は、逃亡の 途中、研究所の警備員に追い詰められ自ら崖下の川へ 身を投じた。 しかし、その川底ではブラックホールのような 漆黒の渦がA99を待ち構えていて ――。 A99が次に目を覚ましたのは現代の東京で、 何故か人間の姿に変化(へんげ)。 そして1人の男と出逢い……。 【核となる登場人物】  ・ユーリ(悠里)   主人公。推定年齢・15才~18才。   属性:アルビノ。   日本政府がDNA(遺伝子)研究の為、   秘密裏に直轄管理する施設で生まれ育った。   仮名・シリアル№A99。   人間及びドーベルマンと狼の遺伝子が交配され   生まれた、獣人族。   元々、繁殖用と性処理に開発された亜種なので、   雄としての外性器(陰茎・睾丸)も   陰茎を挿入するための雌の生殖孔(膣)そして、   子供を孕み育てる子宮も備えている。     雨の日、清貴に拾われ彼との共同(同棲?)生活が   始まる。  ・柊 清貴(ひいらぎ きよたか)35才。   警視庁・五日市警察署・駅前交番詰めの   お巡りさん。交番所長。階級は警部補。   その年の国家公務員総合職試験をトップ通過した   キャリアなので、当人さえその気があれば   立身出世も夢じゃない。   肝心の清貴自身は一生”交番勤務”で終わっても   (定年を迎えても)いいとさえ思っている。      自宅マンションのゴミ置き場で眠っていた   シリアル№A99と出逢い、緊急保護してしまう     ような所からも分かる通り   ”困った人を捨て置けない”無類のお人好し。   一緒に生活し始めた当初は”ポチ”と呼んでいたが   その後【悠久の悠に里と書いて悠里】と名付けた。   実は、ユーリ(シリアル№A99)やロイが   強制収容されていた特殊遺伝子研究所を政府から   買収した医療法人”誠和会”名誉会長の妾腹。
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小説 185,346 位 / 185,346件 BL 24,013 位 / 24,013件
文字数 11,723 最終更新日 2020.03.18 登録日 2019.03.19
 これはとある人物が始めた慈善活動の話である。彼の名前は仮にC氏としておく。  C氏は活動を始めた当初は大手メーカーの技術者であり、そして彼の慈善活動が世の中に広く知られるようになった今でも、その仕事を続けている。 仕事が終わった後、彼はプライベートな時間を使って慈善活動を行っている。その活動とは何か?それはC氏の個人資産を使った返済無用の奨学金を提供する学生支援NPO団体の活動だ。もちろんC氏が作った団体だ。およそ三十人ほどがスタッフとして少ない給料で手伝ってくれている、資金のわりに規模の小さなNPO団体である。  C氏がどうやって一代資産を築き上げたのか、なぜそれを無償で学生たちに与える活動をしているのか、その点についてはあえてここで説明する必要はない。いや、なくはないのだが、それは後の話の中で結局わかってしまうことだ。長々と前口上を垂れるのは蛇足というものである。  C氏は今日も仕事後に奨学金を求める学生との面接に向かう。高校生もいる。大学生もいる。浪人生もいる。いろいろな人間が様々な理由で彼の助力を求めている。しかし、全員が彼の与える奨学金を受け取れるわけではない。面接で選ばれるのである。そしてC氏の選定基準にこそ、彼の強い思想を見ることができる。  場所はいつも同じ、会社近くの寂れた喫茶店、トリスタンである。何時行っても客はなく、潰れないことが不思議な喫茶店。加えて、人気がない店のわりに寡黙な初老のマスターが出すコーヒーは思いがけず美味しい。まったく不思議な店である。  カラン、とドアベルを鳴らしてC氏が店内に入ると奥まった場所にある二人掛けのテーブル席に大学生風の風貌の背の高い男が座っていた。他に客はいない。いつも通りである。ドアベルで大学生風の男はC氏に気が付いてやや落ち着きのない声であいさつをした。面接の始まりである。
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小説 185,346 位 / 185,346件 経済・企業 300 位 / 300件
文字数 26,460 最終更新日 2015.12.29 登録日 2015.10.07
青春 連載中 短編
これはとある東京の公立高校に通う男子高校生ゆうきの物語。 決して裕福とは言えない家庭で育ったゆうきは小学生からサッカーを始めた。習い事はひとつしかやらせて貰えなかったため、サッカーにひたすら打ち込んできた。しかし、始めた当初は好きで楽しくやっていたサッカーだったが、歳を重ね、レベルが上がるにつれサッカーを楽しむことを忘れ、試合に出ること、勝つことに執着し、いつの間にかサッカーが楽しいものではなくなっていた。それに気づいたのは高校三年生の初夏の頃。高校3年になってコンスタントに試合に出れるようになっていたのだが、ある日急にメンバー外になってしまう。それも高校最期の大会である選手権を2ヶ月後に控えた時であった。ゆうきは突然の挫折に心をおられ、やけくそになっていた。そんな時にサッカーを楽しむことを忘れていることに気づいた。残り2ヶ月に迫った選手権に、気を取り直し出場することを目指すのか、それとも出場を諦めて、サッカーから離れて言ってしまうのか。そんな、サッカーをやっている多くの人が感じたことがあるであろう心境をゆうきがどう対処していくのか。選手権に出て華を飾ることができるのか。
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小説 185,346 位 / 185,346件 青春 6,543 位 / 6,543件
文字数 422 最終更新日 2021.07.11 登録日 2021.07.11
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