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✳︎全話公開したつもりだったのですが……なっていなかったようです…… 使い方がよく分かっておらず、申し訳ありません…… 運営者側からの指摘で、ようやく気づきました。（何故、完結していないと指摘されるのか、この幕引きは、お気に召さなかったのかなぁと、落ち込んでおりました。何分、初心者ですので、ご容赦ください。ですが、図らずも、今作のテーマの一つである、思い込みによる批判……体現する形となってしまいましたね。ミスなのか意図的なものなのか、批判する前に、まずは、確認すべきだということを、心に留めたいものです） 全話公開しました。（多分なっていると思います。『✳︎あとがき✳︎』まで公開されていなければ、ご指摘ください！） 　心を壊され人生を奪われた公爵令嬢は、伯爵夫人になって平穏を手に入れた。 　一方、事情があって娘に背を向けてしまった父と、妻を身勝手に利用してしまった夫は、誤解が解けたとき、切れてしまった絆を繋ぐために、許しを乞う。 　親に決められた結婚だけれど、あの地獄のような家から抜け出せるのなら、どんな相手でも構わなかった。 　それでも、クラリスは、ほんの少しだけ期待していた。チェイス・カヴァナーがクラリスを暗闇から救ってくれるかもしれないと。 　その希望は、すぐに打ち砕かれた。 　クラリスの夫となったチェイス・カヴァナーは、クラリスに言った。 『私には愛する女性がいる。生活に不自由させるつもりはないから、別邸で大人しくしていろ、彼女が君を見たら気分を害してしまうだろうから、本邸には近づかないようにしてくれ、私も別邸を訪れることはないから、そのつもりでいるように』と…… ※一部残虐な箇所がありますが、全体的には温かいお話です。残虐なシーンが苦手な方は第1話と第18話の後半（警告あり）を飛ばしてお読みください。 ※表紙はAdobe Expressで作りました。