京小説一覧
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時代は幕末。
人も魑魅魍魎もそちらこちらに
うろついている。
その激動の中、あるきっかけから
怪を束ねる宮人の霊が目覚めた。
人も霊もその心まで見透すその者が
やがて世のうねりに苦しむ者を
必然の居場所へと招く。
それが幸せかそうでないかは
見透かされ足元を崩された者にしか
わからない。
宮人の名は暁音(アカネ)。
美しい姿に魅せられるが内には冷淡かつ
激しい霊力が秘められている。
そして人から人、魂から魂へ
愛と憎しみが連なり続く。
文字数 5,671
最終更新日 2024.01.10
登録日 2024.01.09
戦国の世が過ぎ、天下泰平となり長い年月が経つ京で、容姿端麗口達者な優之助と、ぶっ飛んだ元薩摩の侍伝之助は、町の人々から困り事を聞いて解決をする仕事をしていた。
そんなある日、幾度も助けられている奉行所の同心、吉沢からも依頼があった。
依頼内容は以前理精流という剣術道場の師範、荒巻が起こした事件で、洗脳されて使われていた師範代、羽田を優之助の家に住まわせ、監視と更生を図ってほしいというものであった。
それと同時に、これまた幾度も助けられている京の薩摩屋敷に勤める薩摩の家老、松尾からも依頼があった。
松尾の依頼は、何度も薩摩を貶めようとしている彦根藩の家老格、藤井の密偵をしていた日高と連絡が取れなくなり、それを機に藤井が面会を申し出てきたことによる、面会の同席であった。
藤井と面識があり、松尾にも大層恩義を感じている伝之助は二つ返事で了承する。
伝之助は優之助達を巻き込みたくなかったが、優之助の行きつけの料亭鈴味屋の、優之助が入れ込んでいる女のおさきから発破をかけられたこともあり、優之助は伝之助に自身も介入するよう口八丁で言い包める。
しかしそれは後に公開することとなるほど、大事へと巻き込まれていく。
優之助と伝之助に加え、羽田も活躍し、松尾の依頼を完遂するため奔走していく。
文字数 144,153
最終更新日 2023.01.13
登録日 2023.01.11
戦国の世が過ぎて天下泰平となり、長い年月が経つ京の町で、容姿端麗口達者な優之助と、ぶっ飛んだ元薩摩の侍伝之助は、京の町の人々から日常の困り事を引き受け、それを仕事としていた。
しかしなぜか仕事がどんどんとなくなる。
原因を調べると、新たに出来た剣術道場が人々の悩みを引き受け解決していた。
剣術道場の師範、荒巻は結果的に仕事を横取りしていた事を詫び、志が同じならと共に仕事をする事を提案する。
荒巻主導で師範代の羽田と共に仕事を熟すが、以前のような報酬は得られず、身の入らない仕事ばかりが続くが、ある日、盗人を捕える仕事を引き受ける。
伝之助は仕事から降りるが、優之助は引き受けることとなり、それを機に優之助のみが仕事を引き受けることとなった。
だがそれがどんどんと深みにはまっていく入り口であった。
文字数 122,863
最終更新日 2023.01.06
登録日 2022.10.28
戦国の世が終わり、江戸に幕府が開かれ長い年月が経つ。
天下泰平となった世の中、京に呉服屋の長男、優之助と言う者がいた。優之助は美顔で高身長で口達者だが、家業を継ごうともせず毎日違う女と遊び歩いていた。
そんな愚息を見兼ねた父は家を追い出したが、息子可愛さから自身の所有する土地に家を建てて住まわせ、優之助の代わりに後継ぎとなった次男の勇次郎に生活費を届けさせた。
自由と金を手にした優之助は益々遊ぶようになった。女が接待につく料亭、鈴味屋に入り浸るようになり、一番人気の女、おさきに入れあげていた。
そんな鈴味屋からの帰り道、一人の侍と複数の侍の斬り合いを目撃する。一人の侍はあっけなく皆斬り倒してしまい、優之助は逃げ帰るがその侍に後をつけられてしまう。
侍は元薩摩の侍で、大山伝之助と名乗った。伝之助は斬り合いのことを優之助が喋らないよう見張る為に家に住まわせろと言い、優之助は渋々承諾する。
紆余曲折あり、鈴味屋のおさきに伝之助の存在を知られ、伝之助の強さを見込んである依頼を頼まれる。優之助はおさきの依頼を引き受けて達成し、その後、京の町の人々からも依頼を引き受けるようになる。
そんな日常を送るようになり、人々から頼りにされることに喜びを感じるようになるが、京の大物から依頼を引き受けることとなり、それを皮切りに大きな事件へと巻き込まれていくのであった。
文字数 173,160
最終更新日 2022.12.30
登録日 2022.12.30
京都の女子大生結衣は、彼氏と一緒に大阪城ホールで行われたコンサートへ行き、その帰りの電車が脱線事故を起こし、異世界召喚に巻き込まれた。実は聖女は3人いた。
聖女認定はなかったものの、元聖女で魔法というチートスキルをもらった。
日本へ無事、帰還したものの実家の蔵から、再び、江戸時代にタイムスリップした。というお話です。
卒論を書くため、江戸→現代の京都→異世界→現代の京都→江戸時代の京を舞台に行く先々で陰陽師と間違われ、様々な事件を解決していく予定です。
「巻き込まれ召喚聖女は、商人として成り上がる」の続編です。もう一人の元聖女。一緒に召喚され、日本へ帰還した人のその後のお話です。
作品内のセリフは、京都弁で書いています。
11/19タイトルを変更しました。
文字数 13,829
最終更新日 2021.01.14
登録日 2020.11.18
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