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壊れかけた心を抱えた青年・快を、亮介は見過ごせなかった。
誰にも頼れず、居場所を失った快。
他人との関わりを避けてきた亮介。
二人の間に生まれたのは、言葉よりも確かな温もり。
やがて、それぞれが抱えていた過去と向き合いながら、
“人を信じる”という小さな奇跡を見つけていく。
文字数 19,821
最終更新日 2025.12.05
登録日 2025.11.25
大学に通う 瑠月(りつ) は、生まれ持った身体にずっと劣等感を抱いて生きてきた。
誰にも本当の姿を知られず、静かに学生生活を終える──そのはずだった。
そんな日常を、あっさり踏み荒らして現れたのがサッカー部の 葵(あおい)。
距離感ゼロ、まっすぐで、太陽みたいな人。
友だちなんて作るつもりなかったのに、気づけば隣にいるのが当たり前になった。
けれど葵は男が好きで、瑠月は「男」として見られている。
正体を明かせば終わってしまう関係。
女だとバレたら、嫌われるかもしれない。
一方、葵は周りからはゲイ認定されているが、過去の経験から自分がゲイなのか分からなくなっている。
瑠月に恋心が芽生えつつも、過去のトラウマから踏み出せないでいる。きっと男とは一線を越えれないと分かっているが、瑠月を好きになってしまった。
嘘のまま好きでいていいのか。
本当をさらけ出す勇気はあるのか。
葵と瑠月は「本当」を知った時、お互いどんな答えをくれるのか。
文字数 7,540
最終更新日 2025.12.05
登録日 2025.12.02
それは一瞬の出来事のはずだったのに、互いの胸に静かに灯った“光”だけが、消えずに残っていた。
まったく別の日常を生きていた二人は、思いもしない形で再び巡り合う。
そこから始まる、時を越えた想いと、もう一度自分の人生を選び直す物語。
“あの日の光の続き”を見つけようとしていた。
文字数 2,294
最終更新日 2025.11.25
登録日 2025.11.25
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