天咲琴乃 あまさき ことの
作者プロフィール
天咲 琴乃（あまさき ことの）
東京都在住。幼少期より物語を書く。
家族と過ごした東北の記憶や、母との経験を原点に、
“再生”と“受け継がれる愛”をテーマとした作品を執筆している。
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件
配信アプリのプロデュースと創作。
近づきすぎないことで
守られた関係があった。
それぞれの場所へ進んだ二人と、
その線を見つめ続けた“鏡”の物語。
文字数 6,747
最終更新日 2025.12.14
登録日 2025.12.14
ここは“恋の魔法庫”。
月のしずくが灯し、星がそっと息をひそめる、誰にも知られない恋の書架。
瓶に封じられているのは、
ひとつぶのときめき、
叶わなかった祈り、
言えなかった名前のひらめき。
指先でそっと栓をひらけば、
胸の奥で星座が瞬き、
運命の気配が小さく揺れる。
今日開く恋は、どんな未来を示すのでしょう。
ひとくち分の恋占い。
あなたの心に、静かな魔法がふりますように――。
文字数 17,071
最終更新日 2025.12.04
登録日 2025.08.03
人気アイドルグループ《Sugar plum(金平糖)》の5つ子の息子が、長期休暇と共に姿を消した。残されたのは一通の手紙──「ぼくらを見つけて」。母・一条奈那は手がかりを追い、日本各地へ。旅の先で明らかになるのは、隠してきたそれぞれの愛と傷。休暇の謎は、家族の再生の物語だった。
愛する息子たちが、突然いなくなった。
残されたのは「ぼくらを見つけて」という手紙だけ。
母は旅に出る。
涙と謎がほどけるたびに——息子たちの想いが見えてくる。
文字数 11,544
最終更新日 2025.11.30
登録日 2025.11.30
老舗パン屋「風見堂」で働く23歳の看板娘・雨音。
優しい声を褒められ、空いた時間に始めた配信活動で出会ったのは、
“売れない声優”を名乗る男・雷牙だった。
言葉巧みで、どこか孤独そうな彼。
甘い声に惹かれ、恋に落ちる雨音。
けれど次第に、彼の優しさは「愛」ではなく「支配」へと変わっていく。
雷牙は声を使い、言葉で人の心を操る。
“恋愛はトーナメント。
勝ち残った子がヒロイン。
その言葉を冗談だと思っていた雨音は、
やがて焦げつくような違和感の中で、
“本当の声”を取り戻していく――。
焦げたパンの香り、沈黙の温度。
声と愛の狭間で生きる人たちに贈る、
痛くて、優しくて、少し苦い恋の物語。
文字数 3,828
最終更新日 2025.11.01
登録日 2025.10.30
歌がにがてでも、だいじょうぶ。
あなたは あなたのままで いいんだよ。
うたがへたな おひめさま・ことね。
「ここにいていいのかな……？」と
よるのおしろを とびだします。
でもね、
かぞくも なかまも、ずっとずっと、
ことねのことを まっていました。
文字数 850
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.30
売れない配信者から、武道館を満員にする人気ユニットへ――。
夢を掴んだ5人に待っていたのは、祝福ではなく“闇”だった。
記念LIVEの前夜、熱心なファンが姿を消す。
残されたのは、執着めいたメッセージと途切れた配信ログ。
「あなたたちは、私を救ってくれるはずだった」
歓声の裏に潜む嫉妬、依存、裏切り。
成功が照らしたのは、隠しきれない欲と罪だった。
真相を追うほど、友情は崩れ、心が軋む。
――誰が嘘をついている？
闇の幕が上がる。
文字数 9,053
最終更新日 2025.10.30
登録日 2024.01.15
双子の姉妹と、それぞれを想う恋人たち。
失踪した両親の謎を追い、彼らが足を踏み入れたのは「鶴の恩返し」の伝承が残る村だった。
恐怖と愛が交錯する夜、試されるのは――愛の強さ。
舞い散る白い羽は、救いを告げるのか、それとも呪いの証なのか。
切なくも美しい恋と伝承ホラーが織りなす、青春ラブ・サスペンス。
文字数 12,198
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.06.26
正義が死んだ街で、彼女たちは“悪”として生きる。
かつて人を救う言葉を操っていた詐欺師・ナギ。
そして、癒しを語りながら人を支配する“カウンセラー”・西園寺笙子（ナイトメア）。
法も信念も壊れたこの世界で、二人の女は出会い、
「悪で悪を倒す」という、もうひとつの救済を選ぶ。
暴かれる嘘、揺らぐ信仰、絡み合う罪と赦し。
そこに残るのは、復讐か、それとも愛か。
――闇の底で光を掴もうとする女たちの、
美しくも哀しい“再生の物語”。
心理戦×救済サスペンス。
痛みを抱えてもなお人を救おうとする全ての人へ捧ぐ、
“黒と光の境界”を描く物語。
文字数 5,701
最終更新日 2025.10.29
登録日 2025.10.29
歌い手・配信文化が根付く近未来日本。
匿名で歌を投稿する少女「すいか」と、
作曲とミックスを手がける青年「コウ」。
ふたりは“顔を知らないまま”ユニットを組んでいる。
コウはすいか自身の“もう一人の人格”。
トラウマから声を失った彼女が、AIボイスアシスタントを使って
「コウ」という別人格を生成していた。
文字数 3,656
最終更新日 2025.10.28
登録日 2025.10.28
江戸から続く老舗和菓子屋「一条家」。
その跡取りとして生まれたのは――なんと、個性も魅力もバラバラな5つ子の男子高校生！
長男・いずくは穏やかな王子様気質。
次男・みろくは俺様クール。
三男・あおいは天真爛漫アイドル気質。
四男・こはくは繊細で文学系。
末っ子・しおんはミステリアス天才肌。
彼らの母・泉奈那は元敏腕マネージャー。
和菓子屋の再興のため、息子たちを“和×青春”アイドルユニットとしてプロデュース！
家の伝統、仲間との絆、そしてそれぞれの恋の予感……
和菓子の甘さと青春のきらめきが溶け合う、胸きゅん成長物語。
文字数 20,465
最終更新日 2025.05.25
登録日 2025.02.02
流星群が夜空を裂いた瞬間、世界に散らばった“光の宝玉”が、二人の人気作家の運命を変える。
直木賞作家・館花琴音(たちばな ことね)と、本屋大賞作家・織木真々(おき まま)。
映画原作をきっかけに結ばれた最強バディは、突然姿を消した織木の行方を追う中、
遺伝子操作され、声の魔法を使い、異世界へも干渉する“闇の探偵大学生”すとらびの星野るな、新月 緋雨(にいづき ひさめ)、白夜 楓(びゃくや かえで)たちと出会う。
現実と異世界が交差し、声が力となる世界で、琴音は真相へ歩み出す。
これは“声”に選ばれた者たちの、運命の物語。
文字数 33,999
最終更新日 2024.10.04
登録日 2024.06.09
海を思わせる声の女子高生・海月(みつき)。
優しいリズムを刻む響(きょう)。
真っ直ぐな光を纏う楓(かえで)。
その歌を言葉で紡ぐのは、静かに恋を抱き続けた作詞家・女子高生、琴音(ことね)。
夢の舞台を目前に、海月が倒れたとき、
彼女の胸に沈めた願いが震え出す。
ー女の友情とはー
――声が届くという奇跡を、まだ信じていいですか。
文字数 3,780
最終更新日 2024.06.08
登録日 2024.06.08
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