木々野コトネ

高等貴族院２年の冬。親友のオーウェンが真っ青な顔でルークを学校の教室から連れ出す。 そこで聞かされたのは、オーウェンが前世を思い出した事。この世界は前世で有名だったBLゲームの世界にそっくりな事。オーウェンはゲーム主人公の相手となるキャラの一人である事。来年度、男を好きになるかもしれない事。そしてルークはゲーム内で悪役だという事だった。 初めは嫌がるオーウェンだが、次第にゲームの主人公ミュリエルと仲良くなる。 ルークも攻略対象の一人セシルと気が合う。しかしミュリエルとセシルそれぞれを取り巻く問題に、ルークとオーウェンは巻き込まれていく。 ----------------------------- ※BLゲームの世界ですが、BLではありません。 ※序章がサスペンスっぽいですが、サスペンスでもありません。 ※2017/01/17　恋愛物で予定していますが、当分はファンタジー要素が強いので、カテゴリを恋愛からファンタジーへ変更しました。途中から恋愛話が入ります。 ※2017/01/18　話数が増えて管理しにくいので、２話分を１話に統合しました。

国同士の取り決めで、突然他国の王子に嫁ぐことになったフィリーネ。王族の一員となる為に、相手国で教育を受けることに。 ある日王子には他に想い人が居ることを知る。自分に優しくするのも、その人を重ねているだけだと気付く。 国同士の繋がりを強めるための政略結婚であることを承知し、恋愛を諦めていたフィリーネだが、自分の理想像とは違うはずの王子に次第に惹かれていく。 ---------------- 『私の婚約が大ごとになっています』に登場する、神聖ルアンキリ国第三王子バティストの婚約の話です。 多少関連は出てきますが、単発ストーリーです。

魔族国ティナドランと同盟国との戦争が終結した。 カトレアは和平の大使としてティナドランに招かれる。そこで、以前諜報員として潜入していた時に知り合ったティナドランの将軍クラウスと再会した。互いの気持ちを確かめて、婚約をしてカトレアは神聖ルアンキリへ帰国する。 実家への帰省は２年ぶりだったが、そこで見たのは、カトレアへの大量の求婚だった。 「何故こんなにオオゴトになっているの･･･？」 自分の事に鈍くて全く気付いていなかったカトレアは、周りの反応に戸惑う。 「なんでうちの第三王子の求婚まで混じってるの」 --------------------------- 『ハーフエルフと魔国動乱』の続きです。２３話の直後からスタートします。 こちらだけ読んでもなるべく分かるようにしていますが、分からない部分があれば追記しますので、ご指摘いただけると助かります。 ※2017.11.26　完結しました。最後までお付き合いありがとうございました！

カトレアはカタリーナ=レッツェルと名を改め、日々魔王の住む王宮で給仕を行うパーラーメイドの仕事に精を出す。 しかしその傍らで、故国である神聖ルアンキリを含む同盟国側へ、魔族国ティナドランの情報を送る。 カトレアは容姿を変えて敵国である魔族国ティナドランへ潜入し、諜報活動をしていた。 魔王暗殺阻止の為にハルシュタイン将軍から協力を請われ、そこから諜報員であることが知られてしまう。 ハルシュタイン将軍への気持ちを自覚したが、エルフの里へ帰る道しかなくなったカトレアは、泣きながらハルシュタインの元を去っていった。 --------------------------- 初めての小説なので、つたない所があるかもしれません。20話程で完結予定。 ※2017.10.28　２話の頭にも追記しましたが、今後のストーリー展開で必要な設定等の説明が２話に集中してしまいました。拙さモロ出しですみません･･･。 ※2017.11.01　本編完結しました。今後は番外編として、2章でクラウスが頑張っている間の、カトレアのお話をアップします。 ※2017.11.09　内容紹介を少し変更しました。カトレアとハルシュタインの馴れ初めの話になるので、甘いシーンは少ないです。