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たとえこの身が地獄に堕ちようとも。
舞台は16世紀、パリ。
スラムで生まれ育った少女は、ある夜孤独の中にいた。そこで出逢った人間に光を見るまで――。恩人である義父に騎士の誓いを立て、忠実な騎士として生きるため男装を貫く彼女。だがその日常は、ある日唐突に崩れ去る。「天使召喚」と呼ばれる怪しげな儀式の首謀者として異端の罪を着せられた義父。彼女は地獄からやってきた大悪魔と手を組み、囚われた義父と混乱する街を護る為、神に背を向け画策する――。
一方、その「天使召喚」の被害はローマにまで及んでいた。事件の元凶を叩くためパリへ降り立った異端審問官の若き男は、異質な気配が満ちる街で、大悪魔と行動を共にする男装の騎士と邂逅する。
偽りの儀式が招く恩恵と破滅、そして罠に落ちた恩人。
神のもと剣を振るう男と、忠誠に命を懸ける女の運命が交錯する、16世紀ダークファンタジー。
※完結しました。
※今は番外編、後日談を執筆中です。
※元がギャグで出来た人間が書いております。あまりダークとも言い難いかもしれませんがご容赦下さい(苦笑)
文字数 106,808
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.08.10
江戸末期の吉原——異質な静寂に包まれた妓楼「櫻花」の畳の上で、妓夫の二乃助(にのすけ)は記憶を失った状態で目を覚ます。ひとつだけ確かなのは己に大切な妹がいたこと。
静まり返る館内を彷徨う二乃助が目撃したのは、顔のない悪霊が人々を惨殺していく狂気の世界だった。しかし悪霊は何故か自分だけは襲わなかった。その隙に妹を探すが見つからず、まさか悪霊に襲われたのではと二乃助が問い詰めるものの、悪霊は哀しい気配を漂わせるばかりだった。
やがて徐々に記憶を取り戻していく二乃助。
解き明かされていく自分の過去、見え隠れする悪徳楼主の影、そして自分を襲わない悪霊の正体——。
この異次元の吉原で二乃助が知る「本当の真実」とは。
暗闇の底で憎悪と愛執が交錯する、吉原怪異サスペンス。
〜作者コメント〜
コンセプトは様々な愛。仄暗いプロローグから始まりますが基本ギャグ多めのハピエンです。完結しました。26.4.1加筆修正いたしました。
文字数 108,252
最終更新日 2020.09.01
登録日 2020.08.24
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