9
件
僕らは、神聖。そう、呼ばれていた。僕らが生まれた星の、特殊な役割を持つ者達。それは決して、いいものなんかじゃない。神聖になるための試練も、なった後の役割も。全て。
僕の大切な妹は、役割のためにと犠牲になる事を選んだ。僕の友達は、神聖でありながらも役割を与えられなかった。だから僕は、妹を救って、友達の役割を探しておんなじだよと言ってやりたかった。
その願いが、神聖の希望を奪うだけと知らずに。
複製品。代わりの存在。そうじゃない自分。エレが求めていたのは、みんなと一緒にいてもいいんだという証明。その証明が欲しかっただけなのに、いっぱい失った。大切な人が悲しんでいる時、嘘を吐いた。だからきっと、これは罰なんだ。記憶を失くして、おにぃちゃんを忘れて……
それでも進んだ。後戻りなんて、できないくらいに。
僕らは、本物の居場所を知れない。
エレは、本物なんて知らない方がいいのかも知れない。
それでも、光を求めて歩む。暗き闇の中を
これは愛の双子が紡ぐ深愛ファンタジー。
誰かを愛する願いが向かう先は、絶望転じる希望か。それとも、全てを飲み込み暗闇の中か
※無断転載禁止
文字数 351,163
最終更新日 2026.10.20
登録日 2026.02.02
エレシェフィール。世界の名前。
その名前を与えられた姫は、世界を守るという使命がある。
具体的には、世界が滅びる可能性となるのは、終焉の王達と呼ばれている。その王達が、世界を滅ぼさないようにする事。
エレシェフィールは、終焉の王達と仲を深めようと、毎日のように誰かしらに会いに行っていたが、毎回門前払い。会ってくれる王はいなかった。
唯一、会ってくれるのは、エレシェフィールの世話をするゼーシェミロアールと、その兄だけ。
一番危険とされる王に最後に会いに行く事にしていた。その日まで、それは変わらなかった。
教育と言われつけられたアザだらけの身体を隠しながら、一番危険な王会った。
王は、幼い日の記憶のないエレシェフィールは知らない、婚約者。
その王との出会いがきっかけで、愛を理解できないエレシェフィールは、全ての王達と向き合い、ただ一人の王に溺愛される事となった。
※無断転載禁止
文字数 100,930
最終更新日 2025.02.28
登録日 2025.01.14
文字数 25,950
最終更新日 2024.09.01
登録日 2024.08.04
文字数 14,956
最終更新日 2024.08.27
登録日 2024.06.15
水の中にある王国。そこには伝説がある。
『虹が世界を照らす時、光の世界が訪れる』
数万年もの時の流れと共にその伝説は人々の記憶から消えていった。
人々が伝説を忘れた頃、それは突然姿を見せた。
長い時を経て伝説は再び姿を見せたのだ。
それは伝説を宿した少女。
虹の少女と共に過ごす事ができるのは虹の影にいるものだけ。
だが、影は虹を忌み嫌っている。
その影が虹と共に過ごした時間は、影の認識を変えた。
そして伝説の時はきた。
光の世界の真実と虹の本来の役割。
影は同族と共にする事を望むのか、虹と共にする事を望むのか
※無断転載禁止
文字数 7,116
最終更新日 2024.06.08
登録日 2024.05.27
9
件