月夜美かぐや

月夜美かぐや

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その昔『氷帝』と呼ばれた大賢者が存在した。 魔術師は【火・水・氷・風・雷・光・闇】の七つの属性魔術を扱えて当然。 そんな中『氷帝』は氷魔術しか扱えなかった。 「ならば、ワシは氷魔術を極めてやろうぞ」 研究に研究を重ね、数多のオリジナルの氷魔術を生み出し……99歳になる頃。 最後にして最強の氷魔術『絶対零度』が完成した。 だが使おうとしても使えない……。 使用するための魔力量が足りていなかったのだ。 「ならば転生し若返ったワシが再びこの地にまみえた時、我が最強の魔術を披露して見せよう」 氷帝と呼ばれた大賢者が転生した未来は100年後になるはずが——まさかの1000年後の世界だったのだ。
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小説 184,596 位 / 184,596件 ファンタジー 42,459 位 / 42,459件
文字数 15,928 最終更新日 2021.12.11 登録日 2021.12.11
ここは魔法が発展したアステル王国。 星の導きにより、国民は必ず『炎・水・氷・風・雷・地・光・闇』の九属性のどれかを宿すことになり、魔法を探究し極めることを生業としていた。更には各属性の頂点に立つ者は"帝"と崇められ、総称【星帝九大魔法師】と呼ばれていた。 そんな中、魔法の名門フェニックス家の次男である僕——リオン・フェニックスは、魔法史上歴代最高の魔力量を保有すると言われ期待されていた。 当然修行なんてすることもなく、チヤホヤされたまま成長し『神星アステル魔法学園』の入学6ヶ月前に行われる、属性測定儀式『星の導』を迎えることとなる。 そこで僕は九属性どれにも当てはまらない——『癒』の属性を宿していたことを知る。 世にも珍しい『癒』属性に、先生や周りの生徒から羨望の眼差しを受けるも、使える魔法はかすり傷が修復できる程度の【ヒール】だけ。 しかもその【ヒール】も一度使用すると、魔力をごっそりもっていかれ気絶してしまうという始末。 当然周囲からは入学前に無能と蔑まれることとなる。 そんな中僕に手を差し伸べてくれたのは——驚くほど全身を真っ黒のドレスに身を包んだ先生だった。 「もし、死ぬ気で這い上がる気力があるなら、私の言う通りにしなさい。今日から睡眠時間は3時間。毎日腕立て、腹筋、スクワット、そして全力で走り続けること。あなたの気絶する【ヒール】を使いながらね」 学園入学までの6ヶ月間。 死ぬ気の修行を行った『無能』な僕は、規格外の成長を遂げて………。 魔法史上初、ヒールしか魔法が使えない魔法師の学園無双が始まる!
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小説 34,485 位 / 184,596件 ファンタジー 5,311 位 / 42,459件
文字数 8,150 最終更新日 2021.12.02 登録日 2021.11.27
冴えない人生を送ってきた僕、東雲 有都(しののめ あると)は事件に巻き込まれてしまった結果、異世界転移することに……。 転移先は【剣と魔法のファンタジー世界】と聞いて心を踊らせるが、モブな僕には魔法は扱えないと言われてしまい愕然とする。 女神様から一つだけ欲しいものを与えると言われた僕は、せめて病気をすることなく健康的に暮らしたいと思い『神々と同じくらい丈夫な身体』(健康的な意味で)を望むが、女神様は『神々と同じくらい丈夫な身体』(物理最強的な意味で)と勘違いしてしまい……?! 全能すぎるまさかのチート能力で、ここから僕の異世界征服が始まる! ラノベ界最強のモブ主人公が、ここに爆誕!
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小説 28,146 位 / 184,596件 ファンタジー 4,073 位 / 42,459件
文字数 19,847 最終更新日 2021.09.04 登録日 2021.09.03
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