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宮部花(みやべ はな)は引っ込み思案であまりクラスメイトの中に入れずにボッチな女子高校生
読書が趣味で放課後は学校の図書室で本を読むことが日課になっているのと、図書委員だからその仕事もあって図書室にいることが多い。
しかし、高校に入って二年目の彼女にも図書室に通う1つの楽しみができたのだ。それは少し気になっているクラスメイトで運動神経抜群であり、陸上部の大浦櫂(おおうら かい)を図書室の窓から少しだけ見ることだ。彼の走る姿に彼女は初めての恋心を抱いている。
誰とも関われない女子高生、花が初恋を通して成長し彼女にしか咲かせない花を開かせる物語。
文字数 8,375
最終更新日 2022.06.27
登録日 2022.06.24
簡単な思い付き短編を書きました。毎週土曜日公開で5話完結です。4話は本編、1話は後日談
お付き合いください。
大学進学のために上京したのだけど、入学早々、初対面の人から合コンなるものに誘われてしまい、断るひまもなくそのまま会場へ。
場違いだと思わせるお店と服装。それだけならいいのだが、恰好だけでなく身に着けているものも何となく集まった集団が放つもの全てに釣り合っていない。あきらかに自分だけハブられている感があるのだが、どうにも帰れないオーラにさらされてしまい、上京したばかりで断る根性もなくそのまま居座ることになる。
もうここまで来たら、空気でやり過ごすしかない!!
タダだから!!
あれ?なんだかどんどん空気がおかしくない?
なんでこんなに私男女2人の間に挟まれているの!!
文字数 17,064
最終更新日 2022.05.28
登録日 2022.04.18
一般家庭に育った私、相原郁美(あいはら いくみ)は両親のどちらとも似ていない点を除けば、おおよそ人が歩む人生を順調に歩み、高校二年になった。その日、いつものようにバイトを終えて帰宅すると、見知らぬ、だが、容姿の整った両親に似ている美少女がリビングで両親と談笑している。あなたは一体だれ!?困惑している私を見つけた両親はまるで今日の夕飯を言うかのように「あなた、やっぱりうちの子じゃなかったわ。この子、相原美緒(あいはら みお)がうちの子だったわ。」「郁美は今から施設に行ってもらうことになったから。」と言われる。
急展開・・・私の人生、どうなる??
カクヨムでも公開中
文字数 124,728
最終更新日 2021.09.27
登録日 2021.08.23
『無機質な人形』
高校一年の立花郁はプロのピアノ奏者の母と音楽制作会社を経営する父の間に生まれたことで、
母からの厳しいレッスンと思いプレッシャーの日々を送っていた。
毎回言われる「国際コンクールで優勝するのよ。」という自身の夢を押し付けられながら、
彼はロボットのようにただ淡々と何曲を弾かされていた。
ある日、隣に郁の二個上で以前彼が出たコンクールで優勝し、
今はバンドでギター兼ボーカルをしている土浦雄吾とその両親が引っ越してきて
郁の日々に変化が訪れた。
文字数 14,008
最終更新日 2020.07.05
登録日 2020.06.30
ーー見上げると上はアスファルトの色。生まれた時からそれしか見ていなかった。一度でいいから色の付いたこの壁に掛けられた絵のように澄んだ青い色の空が見たいーー
百人以上を殺害した罪に問われ死刑囚になった女性が最後に産み落とした少年、ナル。父親が分からず彼の容姿は母親のそれに似ていなかったが、彼女の異常性を受け継がないようにするため、周囲の大人たちは刑務所で厳しく育てることにした。ルカは何の疑問も抱かずそのアスファルトと周囲には鎖が張り巡らされた籠の中で大人たちに言われたように生きてきた。そんな時、彼が一枚の絵を見たことでその籠を出ることを決意した。
文字数 15,405
最終更新日 2019.11.30
登録日 2019.11.30
転生を繰り返し、同じ人と出会いと別れを繰り返す少女。しかし、彼女の心は疲弊し最後の転生だと悟った。そして、本当の別れの時が訪れた時、彼女がしたこととは?
文字数 1,042
最終更新日 2019.10.07
登録日 2019.10.07
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