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王国直属の騎士団に就職したはずが待っていたのは駒のように使われる地獄の日々。
国のために命を懸けて戦ったラムダは戦場で致命傷を負い早すぎる死を悟る。
そこに自分を神だと名乗る不思議な少年が現れる。
「わが名はマルーク! 治癒の神なり!」
(何言ってんだこいつ……。)
治癒の神マル-クから生きる代償として【治癒神の器】という不思議な能力を授かったラムダは壮絶な神々の戦いに巻き込まれることとなる。
しかし、マル-クから与えられた【治癒神の器】は回復しかできない欠陥だらけの力だった。
ラムダが元々使えた魔法は【身体強化魔法ライズ】のみ。
その効果は身体能力の限界を倍に引き上げる能力。
「待てよ倍?」
限界を引き上げるライズの弱点、それは引き上げた力に耐えきれず体が壊れてしまうことだった。
その不可能を【治癒神の器】が可能にする。
【治癒神の器】と【身体強化魔法ライズ】、欠陥だらけの力同士が科学反応を起こし限界を超越した力で迫りくる困難をぶち壊す。
――これは、騎士団を辞職した一般兵が希望をかかげ世界の理不尽な不条理へと立ち向かっていく、そんな物語である?
文字数 35,013
最終更新日 2020.12.29
登録日 2019.12.09
魔力、それは人を惑わす怪しい力。
魔物、それは魔力を有し呪われた血が流れる邪悪で醜悪な化け物。
それが嘘だらけの聖典に記された人々が信じる教え。
世界から拒絶された者たちは魔物を魔人へと変える力を持った少年を筆頭に世界に牙を剥く。
文字数 2,209
最終更新日 2020.11.27
登録日 2020.11.25
目が見えないな母のために毎日神様にお祈りしていた少年ルイ。
ある日、不思議な力を授かる。
その力は全てを癒す不思議な力だった。
しかし、あろうことかその力で魔神の封印さえも解いてしまうこととなる。
※なろう同時連載
文字数 14,269
最終更新日 2019.12.07
登録日 2019.11.26
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