かつて世界は魔法で溢れていた。
しかし現代の魔法は科学の発達によって、価値が低迷の一途を辿っていた。
高校生の進堂真帆は幼い頃に母親を亡くし、父子家庭で育った少年。
夏休み。真帆は父親の海外赴任のために、父親の知人のもとへ預けられることに。
その人物は〈魔導師〉を名のる青年だった。
ひょんなことから魔導師の弟子となり、共に生活をすることとなった真帆。
魔法の世界に足を踏み入れ、少年は成長してゆく。
これは少年が生きてゆく強さを知る物語。
文字数 121,304
最終更新日 2024.04.21
登録日 2023.11.07