ヨリヨリ

ヨリヨリ

ども、ヨリヨリです。ファンタジーが好みです。
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ファンタジー 連載中 長編
目覚めたとき、世界は変わっていた。 漆黒の鱗、鋭い爪、三つの力を宿す翼―― 主人公は、神話に語られる“世界を滅ぼす災厄”――滅龍種バハムートの“雛”として異世界に転生していた。 しかしその正体は、元人間のゲーマー。 目に映るのは、見覚えのない砂漠と、恐怖に満ちた人間たちの視線。 なぜ自分は撃たれるのか。 なぜ何もしていないのに「災厄」と呼ばれるのか。 その疑問を抱きながら、彼はただ――生きる。 一方、帝国はこの災厄を「制御不能な脅威」として処分を決定。 討伐に送り出されたのは、“竜殺七傑”と呼ばれる精鋭たち。 その中にいたのは、かつて竜を殺すためだけに造られた少女―― “黒衣の代行者”シア=ヴァルトリエ。 偶然の出会いが、運命を揺るがす。 人ならざる者と、人に造られた者。 二つの魂が交わるとき、“世界の運命”が静かに動き出す。 これは、恐れられ、傷つき、それでも誰かと共に在ろうとする雛の物語。
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文字数 26,917 最終更新日 2025.08.07 登録日 2025.08.01
かつての大戦によって、世界の大地は果てしない砂漠へと化した。 今なお、その乾ききった大陸では――二つの国家が戦火を交えている。 ひとつは「ケキ王国」。人間こそが唯一の正統種と信じ、獣人やハーピィなどの異種族を〈亜人〉として排除する人間至上主義の国家。 もうひとつは「ローレーロニア帝国」。亜人差別に反発し、理想の共存を掲げて戦争を正当化しているが、その裏には別の思惑が渦巻いている。 世界に散らばる異種族の中でも、エルフは特に警戒されていた。 その知性と魔力の高さゆえに「脅威」とされ、奴隷や監視対象として扱われているのだ。 そんな世界の片隅で――一隻の砂船が、熱砂を駆ける。 元・帝国軍の砂船操縦士「クロウ」。 今は軍を抜け、砂漠を旅する“運び屋”として生きている。 彼と共に旅をするのは、二人の仲間。 エルフの少女「ロクロク」。無邪気で好奇心旺盛、少し天然な性格だが、砂船の整備技術は一流。 ハーピィ族の少女「ミリィ・カレラ」。寡黙で感情を表に出さないが、飛べぬ翼の代わりに、強靭な脚と鋭い蹴りで仲間を守る。 三人は、運び屋として砂漠を旅しながら、各地の依頼に応えていく。 だがその先で、否応なく帝国の陰謀と、世界を揺るがす戦火に巻き込まれていくのだった――。
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文字数 49,492 最終更新日 2025.07.09 登録日 2025.06.30
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