慌然 充

慌然 充

小説家になろうで活動してます。学生なので投稿ペースが遅いかもしれませんが、出来るだけ早くしますのでよろしくお願いします。
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―――――――その日は突然訪れた。 この国は抜け殻と化したのだ。 原因や手段など、分かるはずもない。 日ノ本は、今を持って壊滅した。残る結果はそれだけ。 ただ、その消却をその肉体で観測した者が一人、名を但馬陽登という。 この消却を逃れた者は、陽登を含めた極少数。揃いもそろって『未成熟』だ。 だが、その結果を認めるという選択肢は存在しない。例え立てる者が成人を超えていない子供であったとしても。 この消滅事件は、海の外の世界に報道され続けた。 それを見た人類はどう感じただろうか。 恐怖、絶望、歓喜、感じたことはそれぞれだろう。 だがやはり、『認める』者はいなかった。 敵は何か。それだけは明確だ。人類にとっての裏切り者、人間が支配していた文明に蔓延る神と呼ばれていた異形。それが、彼ら残された人間が相手取る悪だ。   ――――――――悪とは何か、理解していないが故に。
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文字数 16,526 最終更新日 2019.07.18 登録日 2019.07.13
―――――――その日は突然訪れた。 この国は抜け殻と化したのだ。 原因や手段など、分かるはずもない。 日ノ本は、今を持って壊滅した。残る結果はそれだけ。 ただ、その消却をその肉体で観測した者が一人、名を但馬陽登という。 この消却を逃れた者は、陽登を含めた極少数。揃いもそろって『未成熟』だ。 だが、その結果を認めるという選択肢は存在しない。例え立てる者が成人を超えていない子供であったとしても。 この消滅事件は、海の外の世界に報道され続けた。 それを見た人類はどう感じただろうか。 恐怖、絶望、歓喜、感じたことはそれぞれだろう。 だがやはり、『認める』者はいなかった。 敵は何か。それだけは明確だ。人類にとっての裏切り者、人間が支配していた文明に蔓延る神と呼ばれていた異形。それが、彼ら残された人間が相手取る悪だ。   ――――――――悪とは何か、理解していないが故に。
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登録日 2019.07.12
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