頑張らないでやる気を出すコツ

「ほめられて伸びるタイプ」は間違いじゃない!

2018.06.25 公式 頑張らないでやる気を出すコツ 第8回
Getty Images

自分をほめるのに根拠などいらない

こんにちは、感情コミュニケ―ション術専門家の沖本るり子です。皆さんは、日々の中で「自分で自分をほめること」ができていますか? 今回は、「自分で自分をほめること」が自信につながることについてお話しします。これを習慣化できると、“やる気”が出ない状況に陥ることを避けることができるので、ぜひ心掛けてみてください。

大人になると、他人からほめられる機会はかなり少なくなります。生活の中のほとんどのことが「できて当たり前」になり、特に社会人ともなると、生活の大半を占める仕事が「義務」になるからです。例えば、プライベートで何かの競技に参加して勝利を収めたり、公募で賞を取るなど、公に認められるような機会がない限り、他人から注目されたり、称賛されることはあまりありません。

しかし、大人にとっても「ほめられること」は、自信を培うためにとても大切なことなのです。なぜなら、人は「ほめられること」で「認められている」と自覚することができるからです。自分を認めて欲しいという感情(自己承認欲求)が満たされるわけです。それが自信に直結するため、人が自信を持つためには年齢に関係なく「ほめられること」、つまり「認められること」を必要としているのです。

要するに、誰もほめてくれないのならば、自分で自分をほめればいいのです。まじめな人ほど自分に厳しく、とかく社会では謙虚さが美徳とされがちですが、いい意味で、自意識過剰になればいいのです。他人にどう思われていようとも、自分で自分を信じてあげられなければ自信など持てるはずもなく、ひいては“やる気”も起こらなくなってしまいます。

仮に「自分には、ほめられるポイントなんて何もない」と思ったとしても、これまでの人生の中で、皆さんは何度も認められてきています。義務教育を修了して進学したり、就職活動を経て会社に入社したり、当たり前のことに思いがちな経歴も、学校や社会からあなたが認められたからこその結果なのです。そのときには特にほめてくれる人がいなかったとしても、これまでも、さまざまな局面で社会に認められてきたおかげで今の自分がいるはずです。

自分に自信を持つために、特別な根拠はいりません。些細なことや、当然のようにこなしていることの中にも自分をほめるポイントは無数にあります。これをできるだけ多く見つけることで、「自分で自分をほめること」を習慣にするのです。

ご感想はこちら

プロフィール

沖本るり子
沖本るり子

株式会社CHEERFUL代表。感情とコミュニケーションの上手な活用によって、人と組織を育成する専門家。数多くの企業研修を請け負う傍ら、合計7冊のビジネス書の出版実績も持つ。現在は主に人財育成をテーマとし、中小企業の組織活性化のサポートを行なっている。

出版をご希望の方へ