頑張らないでやる気を出すコツ

実は、「仕事」と「プライベート」を区別しない方が“やる気”が出る

2019.01.28 公式 頑張らないでやる気を出すコツ 第22回
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「仕事」も「プライベート」も人生の一部

こんにちは、感情コミュニケーション術専門家の沖本るり子です。今回は、「仕事」と「プライベート」を区別しない考え方に変えることで、 楽しく“やる気”が出るというお話です。特に最近は、「仕事」と「プライベート」を切り離して考えようとすすめる人が多くなっています。しかし、そもそも「仕事」と「プライベート」は完全に分けることはできません。むしろ、これらを区別せずに生活というものをトータルで楽しもうと考えた方が、おのずと“やる気”が出て、結果的に人生の“質”そのものが向上するのです。

このところの「働き方改革」などの国策の影響もあり、世の中では「ワークライフバランス」という言葉がよく聞かれるようになりました。この言葉は、おもに「仕事」ばかりに時間を取られて「プライベート」の時間を失わないようにして、双方のバランスが取れた生活を送ることが人生の充実に繋がるという考え方を示すために使われます。

しかし、そもそもこの言葉も考え方もやる気を出して楽しい人生を送る観点からいくと、私はあまり賛成できません。なぜなら、「仕事」に費やす時間は辛くて嫌な時間、「プライベート」に費やす時間は自由で楽しい時間、として分けて捉えがちだからです。さらに「プライベート」は「仕事」の辛さを紛らわすためのもので、「仕事」は「プライベート」を脅かすものと認識されているケースもあるでしょう。

この「ライフワークバランス」という言葉が象徴しているように、人は「仕事」と「プライベート」は別のもの、しかも相反するものとして扱いがちなのです。

だから、こうした考え方が逆にやる気を出せなくしているのだと私は思います。「仕事」も「プライベート」も1つの人生なのです。

本来、「仕事」と「プライベート」は密接に関係していて、ひとつの線の上で繋がっているのです。そのため、「仕事」から「プライベート」の要素を完全に排除しようとすることはできません。また「プライベート」の時間に「仕事」のことを全く考えないようにすること自体が、不自然な思考だと私は思っています。

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プロフィール

沖本るり子
沖本るり子

株式会社CHEERFUL代表。感情とコミュニケーションの上手な活用によって、人と組織を育成する専門家。数多くの企業研修を請け負う傍ら、合計7冊のビジネス書の出版実績も持つ。現在は主に人財育成をテーマとし、中小企業の組織活性化のサポートを行なっている。

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