友達0のコミュ障が「一人」で稼げるようになったぼっち仕事術

三十路・無職・コミュ障で悩んだ末にたどり着いた「人生が楽しくなる」働き方

かけ合わせる

これはちょっとテクニック的な話になるのですが、私が仕事を受けるときに一番重要視しているのは、金額でも期間でもメンバーでもなく、次につながる可能性が高そうかどうか、という点です。

具体的には、これから伸びそうな新しい技術を学んだり使ったりできる案件、自分のことを気に入ってくれて長く使ってくれそうな人がいるプロジェクト、アピールしやすい実績になる仕事、というのを積極的にやるようにしています。

もちろん、そのまんま仕事につながることもありますが、狙いは、かけ合わせることで面白そうな事業や企画にすることです。

散歩をしながら、シャワーを浴びながら、寝る前などふとしたときに、習得したスキル、つながった人、積み上げた実績などを掛け合わせて、面白いことができないかなーと考えます。そして、思いついたら、実際に手や体を動かしてそれをやってみるのです。

例えば、私はずっとブログ執筆や小説家を目指すということで文章を書くことを続けてきたのですが、これと、会社で鬱になって落ちこぼれたりフリーになってうまくいくようになった経験をかけ合わせて、本を出せないかなと思いつき、出版企画書を書きました。それが今、この企画につながっています。

他にも、不動産投資を実際にやってみて学んだ知見や課題をエンジニアとしてのスキルで解決できないか、面白いアプリを作れそうじゃないか、と思いつき、今まさに開発中です。物件を買うときにお世話になった人たちや大家の会などでつながった信頼できる人にアドバイスをもらいながら、楽しく開発しています。

このアプリ、作ってもあまり使われずに終わっちゃうかもしれません。でも、もしかしたら大きな事業に成長するかもしれません。どうなるかはわからないのですが、このチャレンジ自体がとても楽しいのです。

面白いことをやって人に話そう

会社に勤めていてもフリーで仕事をしていても、自然と自分の得意分野は狭まってしまうものだと思います。専門性が高くなっているとも言えるのですが、その分野が好調なときは良いものの、そうでなくなったときは大変です。

私の業界では、プログラミング言語のトレンドが忙しなく変化するので、流行の言語を意識していないとすぐに使えないロートルになったりします。そんなわけで、「新しいことをやる」「かけ合わせる」といったことがとても大事なのです。ですが、何をやるのでも心の健康は無視できないので、「安定した収入源の確保」がかなめとなってくるのです。

最後に余談ですが、仕事をするうえでのポイントだと思っているのが、楽しみながらやっていること、自分で面白いと思えることをやって、それを「人に話す」ということです。

私は、「面白いやつ」と評されることが結構あるのですが、それを言われるようになったのは、自分なりに本心から面白がって企画を考えて実行して話すようになってからです。一人だと簡単に辞められちゃう事業や企画も、人を巻き込むと盛り上がるというか、熱量が増えるんですよね。うまくいかなかった企画もたくさんあるのですが、そのときにつながった人としばらくしてまた一緒に仕事する機会が巡ってきたりします。

まとめ

・心の健康のために、安定した収入源が大事
・まずは、いまの仕事の延長線で新しいことをやってみる
・かけ合わせて、仕事を楽しくする

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プロフィール

末岐碧衣
末岐碧衣

フリーランス のシステムエンジニア。独立後、一度も営業せずに月収 96 万円を達成。1986年大阪生まれ。早稲田大学理工学部卒。システムエンジニア歴 12年。
2009年、ITコンサルティング企業に入社。3年目でコミュ障が爆発し人間関係が崩壊。うつにより休職するも、復帰後はコミュ障の自覚を持ち、「チームプレイ」を徹底的に避け、会社組織内においても「一人でできる仕事」に専念。社内外から評価を得た。
無理に「チームプレイ」するよりも「一人でできる仕事」に専念した方が自分も周囲も幸せにできることを確信し、2015年フリーランスとして独立。

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