友達0のコミュ障が「一人」で稼げるようになったぼっち仕事術

人間関係がすぐ切れちゃう人、必見! コミュ障でもできる「仕事が途切れない」スゴい営業術

コミュ障は人間関係がすぐ切れる!

人間関係って、築くよりもキープする方が難しいと思ったことありませんか。

学校や職場で関わった人と普通に会話できるくらいになっても、本音で話せる、心を許せるレベルの深い関係にならない。そのうち、クラス替え、卒業、部署移動、プロジェクト終了、転職、引越しなどの節目が訪れると、それまで何年もかけて築いた関係がプッツリ切れてしまう。

友達にでもならない限り、仕事や学校など「会う、話す理由」がなくなった時点で、人との繋がりは自然と切れてしまいます。みんなそうなのかなと思っていたんですが、実はこれ、コミュ障ならではの現象なのではないかと、私は疑っていたりします。

というのも、私の周りにいるコミュ障ではない人たちって、仕事でつながった人であっても休日には誘い合って一緒にゴルフしたり、マラソン大会に出たり、家に招待してたこ焼きパーティーなんかしたりしているんですよね。

つまり、仕事で会わなくなっても、仕事以外の趣味とか遊びなどで「会う、話す理由」がありそうなんです。最初は「取引先の偉い人」であっても、仕事以外の時間を一緒に過ごすことで友達っぽくなるというか。だから、節目節目でいちいち人間関係が切れないのかなと。

しかし、私は仕事で関わった人と友達になるのって非常に難しく感じます。どうやって切り替えるのかがわかりませんし、細かい話ですが、友達ならタメ口なの? それとも仕事で関わる可能性がある限りはずっと敬語なの? とかわからないのです(笑)

そもそも、人と会ったり話をするだけですごいエネルギーを消費するので、せめて休日くらいは誰にも会わずに一人で休息を取らないともたないんですよね。コミュ障の方なら、似たような感覚を味わったことがあるのではないでしょうか。

さて、そんな私ですが、フリーランスとして生きていく上で、仕事が終わるたびに人間関係がプッツリ切れていたのでは大変です。そこで、なんとか友達にまでなれずとも、仕事でまた繋がれるくらいの関係性をキープできないもんか、と悩み、人に相談したりして解決策を模索してきました。

今回はそんな中で、いくつか実際にコミュ障の私でもうまくいった方法をご紹介していきたいと思います。フリーランスの方はもちろん、会社員の方でも、人間関係を切れないようにする方法を知っておくことは、何がどうなるかわからない不安定な時代を生き抜くのにきっと役に立つと思います。

友達になるのではなく、忘れられないようにする

私の知人に、仕事で関わった先々で信頼関係を築き、特に営業するでもないのに仕事の依頼が途切れないという、私が理想とするフリーランス像に近い方がいます。その人自身は中小企業の会社役員でフリーランスではないのですが、今では3つの会社の役員を兼任しているすごい人です。

私がまだフリーランス2年目かそこらの頃、その人に「フリーランスはいつ仕事が途切れるかわからないし、安心できない」と悩みを相談したことがあります。

すると、その人も会社が小さかった頃は同じ悩みを抱えていたと話してくださり、「私の実感では、いつでも『仕事ください』って言える人が5人(5社)くらいになった頃から、その心配はしなくなった」と教えてくれました。
確かに、いつでも「仕事ください」って言える人がたくさんいたら安心ですよね。

その人は、仕事の人間関係で大事なのは、友達みたいに仲良くなることではなく、忘れられないようにすることだと言っていました。

友達みたいに仲良くなれたら一緒に仕事するのも楽しくなりそうですが、逆にその関係性を壊すのが怖くなって言いたいことが言えなくなる等、仕事に差し障りが出るかもしれません。

仕事中と休日とで、同じ相手でもきちんと切り替えられる人、そもそも人と会うことが好きな人は積極的に仕事外で交流を深めると言うのは全然アリだと思いますが、そうじゃない人は、無理して友達みたいに仲良くなろうとか、しなくていいと思います(無理してる感じってなんとなく相手にも伝わってしまうし)。

友達のように近しい関係にならないまでも、自分ができることやスキルを相手に知っておいてもらうことはできます。一度でも一緒に仕事した関係性が既にあるなら、それ以上の情報って特に求められない気がします。
要は、相手が「この仕事、頼めそうなヤツいないかな……」という時に、自分の顔を真っ先に思い浮かべてもらえるようになれば勝ち、なのです。

半年に一回、自分から連絡する

では忘れられないためにすべきことは? というととても簡単で、「半年に一回、自分から連絡する」です。

なぜ半年なのか、会うわけじゃなく連絡するだけなら、むしろもっと頻繁にした方が覚えてもらえるんじゃないかと思われるかもしれませんが、頻繁な連絡(例えば、毎週~毎月)はあまりお勧めしません。理由は二つあります。

一つは、相手が人に仕事を振ったりできる裁量権のある場合、忙しい人な可能性が高いから。忙しい中、もう仕事も一区切りして会わなくなった人から毎月連絡が来ると、なかなか無下にもし辛いし、いちいち返すのも大変です。

もう一つは、相手に連絡するネタ(口実・話題)がないから。友達レベルを目指すのであれば、イベントの情報や遊びの連絡など話すことはたくさんあります。しかし、仕事上の関係しかなく、しかも仕事はひと段落しているのであれば、連絡するネタがないのです。無理やり天気やらニュースの話を振るのも不自然ですし、「何がしたいんだろう、この人?」って思われちゃうかもしれません。

ただ、半年くらい経てば「近況報告」という形で、自分が新しくできるようになったことや、今やってることなど、また一緒に仕事をする(かもしれない)上での必要十分な口実・話題を提供できます。

厳密に半年に一回である必要はないのですが、一年経ってしまうと忘れられてしまったり、久しぶりすぎて連絡しにくかったりするので、切れたくない人には少なくとも一年以内に一度、自分から連絡をしておくといいと思います。

休日にバーベキューやらフットサルやらを一緒に楽しむことが難しいコミュ障の人でも、半年に一回連絡するだけならできそうな気がしませんか。ちなみに、私はこの方法を今でもバリバリ実践しています。

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プロフィール

末岐碧衣
末岐碧衣

フリーランス のシステムエンジニア。独立後、一度も営業せずに月収 96 万円を達成。1986年大阪生まれ。早稲田大学理工学部卒。システムエンジニア歴 12年。
2009年、ITコンサルティング企業に入社。3年目でコミュ障が爆発し人間関係が崩壊。うつにより休職するも、復帰後はコミュ障の自覚を持ち、「チームプレイ」を徹底的に避け、会社組織内においても「一人でできる仕事」に専念。社内外から評価を得た。
無理に「チームプレイ」するよりも「一人でできる仕事」に専念した方が自分も周囲も幸せにできることを確信し、2015年フリーランスとして独立。

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