友達0のコミュ障が「一人」で稼げるようになったぼっち仕事術

「飽きっぽくて何も続かない…」をサクッと解決する、ハイテク習化慣術

「会社の人間関係が苦手だ」「誰かといると、それだけで疲れてしまう」「面倒な人に関わりたくない」「会社に頼らず、一人で稼ぎたい」――そう考えつつもずっと我慢し続けている、いわゆる「コミュ障」さんは少なくありません。そうした方々に向けて、コミュ障でもぼっちでも、無理せず一人でも稼げるようになる技術「ぼっち仕事術」を指南します。

この連載をまとめ、大幅に加筆・改稿した、ビジネス書『友達0のコミュ障が「一人」で稼げるようになったぼっち仕事術』(末岐碧衣)が、アルファポリスより好評発売中です。

習慣化には、意志の力ではなくツールの力に頼ろう

運動、読書、勉強など身につけたい習慣が続かない、どうしても挫折してしまうという方に、わたしが実践しているハイテク習慣化術を共有したいと思います。

突然ですが、スマートスピーカーってご存知でしょうか。一番有名なのはアマゾンの「Amazon Echo」。グーグルからは「Google Home」が出ており、アップルには「Apple HomePod」があります。

最近はややブームが去ってしまった感はあるものの、以前はテレビCMがバンバン流れていたので、名前くらいは聞いたことがある人も多いでしょう。しかし、多くの人がCMのために誤解していると思うのですが、スマートスピーカーは、音楽を聴いたりエアコンをオンオフしたりするためだけの箱ではありません。個人的には、それらの機能はオプションくらいに思っています。

スマートスピーカーは、ちょっと面倒な行動を手軽に習慣化できるツールなのです。わたしは、自分に甘いコミュ障にもかかわらず、スマートスピーカーを使って以下のことを習慣化しました。

・読書30分
・筋トレ10分
・瞑想15分
・アファメーション1分
・朝日記10分
・イメージング10分

こちらの内容は『「朝1時間」ですべてが変わる モーニングルーティン』(日本実業出版社)を参考に、自分なりの最適な順番・時間配分にカスタマイズしたものです。
ちなみにアファメーションというのは、ポジティブな言葉を唱えるおまじないのようなもの。「私は毎日どんどん幸せになっていきます」といったような感じです。イメージングは、その日やりたいことを具体的に想像するという作業です。

毎朝、わたしが起きてやっていることは、スマートスピーカーに声をかけるだけ。わたしはGoogle Homeを使っているので、スマートスピーカーに向かって「OK Google、おはよう」と言います。すると、自分で作成したモーニングルーティンに沿って、スマートスピーカーが誘導してくれ、わたしは流されるままに筋トレ、読書といった作業をこなしていくのです。
いくつかポイントがあるので、解説していきます。

「スマートスピーカー × 朝ルーティン」で習慣化できる

【ポイント①】朝イチでやる

習慣化したい行動をするのは、日中や夜は適していません。というのも、仕事やプライベートの用事が後ろにずれ込むことがあるため。そういう意味でも朝イチにやるのがベストです。

朝イチで行うべき理由はもう一つあり、こちらのほうが重要です。ここで「意志力」という考え方がキーになってくるのですが、わたしたちは物事に取り組む際、知らずしらずのうちにこの意志力を消費しています。とくに行動を起こすのに「面倒だな~」「嫌だな~」といったためらいを感じるような場合、より多くの意志力が必要になります。

意志力は筋力と同じで、使えば使うほど疲弊します。寝ると回復するのですが、そのため1日のうち後半になるほど、達成できる確率は低くなってしまうのです。

夜の疲れきった状態でも緊急の仕事ならがんばってやり遂げることができるかもしれませんが、運動、読書、勉強などは「まぁ別に明日がんばればいっか」と先延ばしにしちゃいがちです。これらは別に今日やらなくても、誰かに迷惑をかけたり、怒られたりするわけじゃないし、すぐに何かが変わるわけではないからです。
仮に、自分の未来のためにがんばれたとしても、脳や体が興奮してしまって寝つきが悪くなったり、夜更かしの原因になって翌日ガタガタになったりするなど、わたしの経験上デメリットのほうが大きかったように思います。かといって先延ばしにしたらしたで、自己嫌悪にまみれたブルーな気持ちでベッドに入ることに……。どっちに転んでもストレスでした。
なので、習慣化したいことは朝イチにやるのが鉄則です。

【ポイント②】意思力0でもできるような仕組みを作る

「よし、筋トレするぞ!」というのは、先述した通り意志力が必要です。なので、体調が万全じゃなかったり天気が悪かったりするだけで、「ん~今日はいっか♪」ってなりがち。で、すべてがどうでも良くなってしまう。結果、続かない。習慣化失敗。わたしはずーっとこの繰り返しでした。

では、どうしたら良いのでしょうか。意志力0でも雨でも曇りでも、自動的にすべてこなせるような仕組みを作るのです。読書だろうと筋トレだろうと勉強だろうと、無意識に自動でこなしてしまうような仕組みを。
そんなことが可能なのか? と疑問に思われるかもしれませんが、可能なのです。スマートスピーカーを使えば。

【ポイント③】スマートスピーカーを使う

ポイント②の仕組み作りができたとします。この仕組み作りが実はとても大事なのですが、これについては後述します。仕組みを作ったあとは、スマートスピーカーに向かって合図の言葉を言うだけ。その後はすべて、スマートスピーカーが誘導してくれます。まるでジムのトレーナーのように。

大事なのは、上記の3つ「朝イチでやる」「意思力0でもできるような仕組みを作る」「スマートスピーカーを使う」。この3つを押さえることで、習慣化に失敗し続けてきたわたしでも、意外なほど簡単にいろんなことの習慣化に成功できました。

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プロフィール

末岐碧衣
末岐碧衣

コミュ障で友達0人のシステムエンジニア。早稲田大学理工学部卒業。新卒でITコンサルティング企業に入社したものの、コミュ障が爆発し、人間関係が崩壊する。うつにより休職した後は、コミュ障の自覚を持ち、チームプレイを避けて一人でできる仕事に専念するようになる。2015年フリーランスとして独立。一度も営業せず、独立前の年収3倍を達成。

著書

友達0のコミュ障が「一人」で稼げるようになったぼっち仕事術

友達0のコミュ障が「一人」で稼げるようになったぼっち仕事術

末岐碧衣 /
「コミュ障」で「友達が0人」という、社会にうまく適応できない著者が、多くの...
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