長年通院している医院から別の医院に変えたり、他の病院にかかったりすることに、患者さんは意外なほど抵抗があるようです。長年世話になってきた医師であると、不満があっても、我慢しがちです。
しかし、納得がいかない、話を聞いてくれないと思うなら、最終的には医師や医院を変えることを躊躇しないことです。
医師はいつも来ていた患者さんが、しばらく来ないと心配にはなりますが、それが他の医院へ行ったとしても、それほど気にはしません。何か不満があったのだろうと推測はしますが、それだけのことです。
義理を感じてなかなか他の医師にかかれないという患者さんは、本当に多いのですが、自分が納得する医療を受けたいのであれば、そこは決断すべきことです。紹介状がなくとも、いま飲んでいる薬がわかれば、他の医師にかかってもそれほど問題ではないのです。
最終的には、医師と患者は相性だと思います。自分に合った医師を、努力して探すことが結局は病気の早期発見や有効な治療を見つけることになります。