「スクウる。」の導入前・導入後のシミュレーションを行った学校様においては、「スクウる。」の導入によって部活動管理における人の動き方が変化し、約53%も作業時間が効率化される見込みであるという結果が出ました。
部員をグルーピングできるという部分も、「スクウる。」の大きな特長であり、業務効率化に寄与できるポイントです。「一軍」「二軍」「マネージャー」などのグループを作成できるため、案内を送ったり集金をしたりする対象者が限られる場合に、手動で一人ずつ選択していく必要がなくなります。部員の異動などがビジュアル的に操作・管理できるのもメリットですね。
実際に導入いただいている学校様の要望を参考に、案内状をテキスト打ちだけではなく、PDF添付をできるようにするなど、使いやすさの向上を目指して日々アップデートを加えています。

——「スクウる。」において、今後どのようなニーズが発生すると考えていますか?
現在、「クラスや学年など、部活動以外のグループでの利用か可能か」という問い合わせをよくいただきます。「スクウる。」は学校が契約するものなので、学校が部活動同様にクラスなどのグループを作成して担任に権限を付与すれば、現在でもこのような使い方は可能です。
同じように、「スクウる。」のシステムをほかのグループに拡張させたいというニーズが出てくるのではないかと期待しています。具体的には、学校や部活動の卒業生管理、中高一貫校の部活動管理などです。
同窓会の案内や、全国大会出場時の寄付金のお願いなど、卒業生にコンタクトを取るシーンは意外に多いものです。また、首都圏では中高一貫校が多く、中高が一緒に部活動を行っているという学校も増えています。「スクウる。」に拡張性を持たせ、このようなニーズにアプローチしていくことも考えています。
また、地方などでは野球やサッカーなど、人数が必要な部活動がひとつの学校だけでは成り立たず、何校かが合同でチームを編成することがあると聞きます。
このような学校をまたいだ課外活動などにおいても、「スクウる。」がお役に立てることがあるのではないかと感じています。
——最後に、今後の「スクウる。」が目指すゴールについて教えてください。
現在、少子化によって集団スポーツの良さを感じる機会がない子どもが増えたり、学校や部活動の卒業と同時に人とのつながりが希薄になってしまったり、ということが実際に起きていると感じます。我々の「スクウる。」がそれらを補完できるツールとして、存在したいですね。
人と人、人と社会などのつながりや絆に寄与できるサービスになっていければと思っています。
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「スクウる。」を通じ、目前の困りごとの解決だけではなく、今後日本に出てくるであろう課題に対してもアプローチするPAY ROUTE社。誰もが不便や不満を感じていた部分にしっかりと目を向け、シンプルでわかりやすく、誰もが使いやすいソリューションをFinTech(フィンテック)の力を使って提供しています。