第9回 開幕投手奥川がようやく掴んだ今季初勝利―― チームの苦況に変わりはないが、「まだまったく諦めていない」
2025.07.25
東京ヤクルトスワローズ 髙津流マネジメント2025
短期的には、味の素冷凍食品やテーブルマーク、マルハニチロなど競合各社が、供給の空白を埋めるための増産や営業対応を強める可能性がある。長期的には「明日は我が身」として、ネットワークセグメンテーション(分離)の徹底や、委託先アカウントを含めた多要素認証の例外排除など、アサヒ・アスクルの教訓を踏まえたセキュリティ体制の再点検が業界全体で進むとみられる。
取引先である小売・外食チェーン側でも、「特定の一社に低温物流を依存すること」のリスクが改めて意識されるだろう。複数の物流網・複数ベンダーを組み合わせ、障害発生時には自動的に代替倉庫へ出荷を振り分けられる、耐障害性の高い流通網の再設計が水面下で検討されていくことが予想される。
ニチレイの事案は、まだ侵入経路や攻撃手法、復旧の見通しが明らかになっていない段階にある。続報を注視しつつ、この一件を「対岸の火事」とせず、自社のデジタルBCPを点検する契機とすることが、いま多くの企業に求められている。
(文=BUSINESS JOURNAL編集部、協力=新實傑/サイバーセキュリティコンサルタント)