夏乃緒玻璃

夏乃緒玻璃

2025.11〜 カクヨム 中心にゆるゆると活動しています。 趣味は図書館と水族館巡りだったのですが、事故で怪我をして、どちらもいけなくなってしまい、webでの読書の日々となりました。
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ライト文芸 連載中 短編
神に背いて人を救い、両翼を失った堕天使・律々瀬リカ。横浜の古い屋敷に封じられた彼女は、毎日ステンドグラスを眺める少年・上崎光と出会う。孤独な家に帰りたくない少年と、救いを求める魂を見捨てられない堕天使。力を失ったリカに代わり、光が「逆のこと」をする力を持つとき、二人の奇妙な契約が始まる。これは、堕ちた天使と、光という名の少年の物語。 黄昏のボーイミーツガール。
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小説 23,835 位 / 223,538件 ライト文芸 451 位 / 9,462件
文字数 35,255 最終更新日 2026.05.23 登録日 2026.04.10
ライト文芸 連載中 短編
 五歳の僕を、ホタルさんは優しく見守ってくれた。母が通う美容院で働く黒髪の女性。ある日、彼女は僕の手を引いて危険な幹線道路を渡り、小さなアパートに招いてくれた。ボンボンの甘さ、紅茶の温もり、東北の実家で約束した蛍。しかし彼女は妊娠し、田舎へ帰っていった。  僕は六歳で母と別れ、その街を去った。感謝を伝えることもなく。  二十年後、仕事で訪れたその街はーー。  失われた風景の中で初めて気づく、あの優しさの重さと、自分の無関心の罪を。  記憶だけが照らす、蛍の横顔。 幼い日の記憶に刻まれた、儚い出会い。 母との複雑な関係や街の風景と重なりながら、ひとりの女性の横顔が心に淡い光を残していく。 時の流れが織りなすノスタルジー。
24h.ポイント 0pt
小説 223,538 位 / 223,538件 ライト文芸 9,462 位 / 9,462件
文字数 11,450 最終更新日 2026.05.05 登録日 2026.04.30
ホラー 連載中 短編
この世界には、光が強すぎるがゆえに生じる「仄暗い」深淵が存在する。 ある者は、狂った執着から逃れるために異界の迷宮へ迷い込み、ある者は、己の写し身である人形に人間としての証を突きつけられる。 血の赤、陶器の白、そして闇に溶ける銀の光。 しかし、僅かな光でも、ジュエルは輝く。 ゴシック・ホラーの世界観で贈る、オムニバス・ストーリー。 構成 第一章 人形の迷宮 「美しさは罪だ」——教授はそう嘲り、異国の血を引く美貌の青年・玲を監禁した。机上に並ぶ冷たい器具。人間ではなく、美しい標本として切り刻む準備が整っていた。絶望の極致、玲は極彩色の光に呑み込まれ、見知らぬ迷宮へ転移する。  そこで出会ったのは自動人形アルカナ——魂魄を削って玲を呼び寄せた守護者。日本人形が追いかけ、兵士人形が刃を振るい、鏡は呪いを映す。迷宮を抜ける試練の果て、玲は自らと瓜二つの人形と対峙する。証明は成った——彼は人間だ。だがそれは救いではなく、冷酷な現実への回帰を意味していた。 第二章 亡霊の騎士 妻の死後、故郷を離れて旅していたアルフレドは、廃砦で焚き火を焚いてしまう。そこは禁足の地――妖精の騎士と呼ばれる亡霊が彷徨う場所だった。 命乞いしたアルフレドは、亡霊に課せられた試練を受ける。それは花嫁衣装と金のリボン、銀の冠を市場から持ち帰ることだった。 やがて約束を果たしたアルフレドの前に、見知った顔が現れる。妻の面影を被った亡霊は、アルフレドの心に何をもたらすのか――古い砦に秘められた、二つの魂の夜。 第三章 妖精郷の崩壊 ケルトの妖精郷に、傷だらけの青年が迷い込んだ。若い妖精・明け方のルリは彼を「夏至祭のゲスト」として迎え、看病するうちにその心臓の鼓動に魅せられていく。沼のバンシー、水馬、鬼火——怪異たちが跋扈する夜を、ふたりは夫婦のように寄り添って過ごした。だが夏至祭の朝、石のナイフが振るわれたとき、妖精郷は思いもよらぬ形で終わりを迎える。
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小説 223,538 位 / 223,538件 ホラー 8,211 位 / 8,211件
文字数 10,993 最終更新日 2026.03.16 登録日 2026.03.06
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