第一王子アリエル・ヴァルガード、18歳。
彼には、幼い頃から想い続ける人がいた。
ラインハルト・ヴォルフ。48歳。
王立オメガ研究施設長であり、アリエルの主治医。白銀の髪と氷のような青い瞳を持つ、美しく冷徹な研究者。
「先生のお嫁さんになりたい」
幼い頃の無邪気な言葉は、大人になっても変わらない。
だが、ラインハルトは母・ユーリにだけ優しい笑顔を向ける。特異体質じゃないアリエルには、無表情で淡々とした態度。それでも――諦められない。
ある日、母のヒートで兄弟たちと共にラインハルトの屋敷へ。
そこで突然、初ヒートが訪れる。
「先生……つらい……」
抑制剤が全く効かない。苦しむアリエルを前に、ラインハルトは――。
抑制剤が効かず、苦しむアリエル。駆けつけたラインハルトは、彼の香りに理性を失う。
禁断の年齢差30歳。
医師と患者。父の親友。
すべてを超えて惹かれ合う二人。
運命の番は、引き裂けない。
文字数 76,698
最終更新日 2025.12.14
登録日 2025.12.05
「これは、僕が幽閉される運命の世界――!?」
TL漫画「運命の番」の悪役オメガに転生してしまった!
貴族の三男・ユーリとして、生きていくことに……。
原作では、国王の息子である騎士団長シオンの嫁候補発表の場で、商家出身の女性オメガ・ルナに敗北。
嫉妬に狂って発情薬を盛ろうとして失敗し、幽閉エンドを迎えるはずだった。
幽閉エンドを回避するために。
『逃げるしかない!』
と、行動を起こすユーリ――。
だが、運命は予想外の方向へ。
逃走中、廊下でシオンと衝突した瞬間――
「お前が、俺の運命の番だ」
ユーリの特異な香りに、最強のアルファの本能が暴走する。
逃げれば逃げるほど追いかけられ、シオンの執着と独占欲が強くなっていく。
「逃げるな。俺のそばにいろ」
監禁、追跡、そして発情――
甘く激しく、そして永遠に続く愛の物語。
これは、逃れられぬ運命に囚われた二人の、オメガバース・ラブストーリー
文字数 68,679
最終更新日 2025.12.05
登録日 2025.11.22
「婚約を解消していただきたいのです」
十八歳のレティシアが十一年間の婚約に終止符を打とうとした瞬間、
冷静だった侯爵エドワールの理性が崩壊した。
「君が大人になるのを、どれだけ待ったと思っている」
十六歳の日、キス寸前で身を引いたのは嫌悪ではなく——
「止まれなくなるから」我慢していただけ。
誤解が解けた瞬間、十一年分の想いが爆発する。
氷の仮面を被っていた侯爵の、独占欲と溺愛に満ちた本性が露わになる。
朝まで続く、甘く濃密な初夜。
「君は私のものだ。誰にも渡さない」
すれ違いの先に待っていたのは、深すぎる愛だった。
文字数 37,860
最終更新日 2025.12.04
登録日 2025.11.26
「姫、どうか俺と一生を添い遂げてください」
九歳のアリアは、兄の幼馴染であるダリウスにごっこ遊びで求婚された。手の甲に落とされた騎士のキス。幼心に刻まれたその言葉は、アリアの初恋となった。
八年後——長い戦争が終わり、ダリウスは英雄として帰還する。
寡黙で無表情な彼は、さらに精悍で魅力的な男性になっていた。
舞踏会で美しい令嬢たちに囲まれるダリウスを見て、アリアは胸が苦しくなる。嫉妬に駆られ、幼い日の約束を持ち出してしまったアリア。けれど彼は侯爵となり、末端の伯爵令嬢である自分とは住む世界が違う人になってしまう——。
身を引こうとするアリアの手を、ダリウスは離さなかった。
「俺がアリアを縛り付けたんだ。他の男にいかないように」
幼い日から想い続けていたのは、彼も同じだった。
寡黙な騎士の一途で激しい独占愛に、アリアは甘く蕩かされていく。
※溺愛・独占欲強めのヒーロー×一途なヒロインの甘々ラブストーリーです。
文字数 56,857
最終更新日 2025.11.25
登録日 2025.11.23
姿を消した可愛い妹の代わりに、アルバ王国の貴族に嫁いだセシル――。
初夜で夫であるキャリック伯カイトⅢ世に即刻男だとバレてしまい……!?
「妹は床にふせている」と嘘をつき、
敵同士だったハイランドとローランドの締結を壊さずに、なんとかやり過ごせたはずだったのだが?
カイトⅢ世のいとこドリュからは「ベッドに紅き徴がない」と責められ、
ローランドの女は、女性らしくないと王族の嫁たるは……と侯爵夫人からの教育がはいり――。
日々のストレスから胃痛を起こし、苦しんでるところに、
結婚後一度たりとも閨のところに訪れなかったカイトに無理やり抱かれてしまい……。
セシルはジェイミーを想い
ジェイミーはドリュを想い
ドリュはカイトを想い
カイトはセシルを想う
重なりそうで重ならないお互いの想い
時代が時代なため……国内紛争と隣国同士の戦争に巻き込まれていく四人の淡く切ない恋物語
文字数 50,456
最終更新日 2022.10.13
登録日 2019.10.12
幕末、文久三年(一八六三年)京の都。
新選組 芹沢鴨によって家を燃やされた桔梗。
守ってくれたのは同じく新選組 近藤勇だった……。
家族を失い、家を失い……舞妓になった桔梗がとったのは。
恋? 復讐?
文字数 7,139
最終更新日 2019.10.12
登録日 2019.10.12
恋人がいるヤツを奪うのが楽しかった。
女装して、オヤジたちからお小遣いを貰うのが楽しかった。
誰かを騙して、悔しい顔を見るのが幸福だった――はずなのに。
日々のイライラもむしゃくしゃした気持ちも……誰かかから何かを奪えたすっきりしてたのに。
寂しさ、イライラ、嫉妬、ヤキモチ……すべての感情を総動員しても足りない相手に出会ってしまった。
醜い自分になりたくなのに……醜い自分をさらけ出してしまうのはなぜ?
抱きしめてほしくない……のに、抱きしめてほしい。
ーーずるいよ、先生。
ツイッターのフォロワーさんと語っている間に生まれた作品です。
文字数 29,638
最終更新日 2019.09.18
登録日 2019.09.09