ダンジョンは、なぜ難しくなるのか。
なぜ探索者は、突然死ぬのか。
なぜ配信者は炎上するのか。
この世界には、一つの仮説がある。
「ダンジョンは観測されるほど変化する」
視聴者数。
カメラ。
配信。
記録。
誰かが見ているとき、世界は変わる。
これは――
その真実に近づいた者たちの記録。
人気配信者が炎上した日。
研究者が消えた理由。
夢の中で見た「観測席」。
そして、
まだ始まっていない物語。
これは本編の裏側を描く番外編短編集。
すべてを知ったとき、
あなたの見ている世界も変わる。
この物語の本編は
**「同接一万でダンジョンが確定する世界で、炎上した元トップ配信者が観測を操る」**で連載されています。
本編では
・ダンジョン配信者「零」
・観測理論
・観測席
・ダンジョンの秘密
が大きな物語として動き始めます。
気になった方はぜひ本編も読んでみてください。
文字数 6,093
最終更新日 2026.06.12
登録日 2026.06.08
ある日、ダンジョン配信者の俺は気付いた。
視聴者数が増えるほど、ダンジョンの難易度が上がっている。
最初は偶然だと思った。
だが違った。
同接100人で罠が増える。
同接1000人でモンスターが変わる。
同接1万人で、ダンジョンの構造そのものが変わった。
視聴者が増えるほど、世界は危険になる。
なぜか。
答えは一つだった。
「見られている」からだ。
観測されることで、世界は形を持つ。
やがて配信は世界規模の現象となり、
国家も企業も「観測」を利用し始める。
ダンジョンはエンタメになり、
事故は演出になり、
死すらコンテンツになる。
そして現れた。
視聴者数100万人の殺人配信。
世界が崩れるその瞬間、
俺はダンジョンの最奥にある“椅子”に辿り着く。
そこは――
観測の中心だった。
これは、
配信者が
世界の観測者になるまでの物語。
そして、
観測が終わらない世界の話。
(全100話・完結)
文字数 194,815
最終更新日 2026.06.08
登録日 2026.03.09
兵庫県、西宮。再開発の重機が街を喰らう足音が迫る中、古びた商店街の片隅で、一軒の理髪店が静かにサインポールを回し続けている。
店主・白川寅三が振るうのは、亡き父から受け継いだ一丁の「本ハガネ」のカミソリと、客の頭蓋を直接打ち据える熱き「咆哮する水」。
土地を狙う冷徹な地上げ屋、効率を説く若き天才理容師、そして理容界を支配する巨大な闇・大門――。
押し寄せる時代の荒波を前に、寅三は客の産毛だけでなく、魂にこびりついた「迷い」をも削ぎ落としていく。それは、失われゆく街の記憶を守り、父が遺した錆びたカミソリに隠された「真実」へと辿り着くための、孤独な戦いだった。
圧倒的熱量で描かれる、職人の矜持と男たちの交錯。
今、人生を切り拓くための「銀の境界線」が引かれる。
文字数 36,682
最終更新日 2026.03.30
登録日 2026.03.19
文字数 10,124
最終更新日 2026.03.29
登録日 2026.03.25
スマホに突如現れた謎のアプリ「RE:TRY」。
それは、人生を一度だけ巻き戻せるというものだった。
取り返しのつかない後悔を抱えた主人公は、
別れた恋人との「あの日」に戻ることを選ぶ。
やり直せるはずだった。
今度こそ、間違えないはずだった。
しかし——
何度も繰り返される“同じ一日”。
わずかにズレる会話。
積み重なる違和感。
そして気づく。
自分はすでに、何度もこの選択を繰り返していることに。
一度きりのはずの「やり直し」が終わらない世界で、
主人公が最後に選ぶのは——。
やり直すか、それとも終わらせるか。
文字数 6,273
最終更新日 2026.03.19
登録日 2026.03.19