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本章1 ウォータリア編

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ウィズ
「そういえば二人でPT組むのは久しぶりですね」

「言われてみればそうですね~」

などと魔界の村に続く道をいい雰囲気で歩ていると思いたいのだが……

GM
「シクシク」

赤い人が泣いている……

GM
「ひん剥かれてあれやこれやと」

あの後、赤い人ことGMは鎧をあれこれ触れさらにはひん剥かれそうになって……

「その……南無です」

GM
「南無あり……シクシク」

もピー!もピー!

「ほらもピーも元気出してと言っていますよ」

GM
「ありがとう……もピー君は来年も出してお正月に出してもらえるように言っておくからね」

プレイヤー目線で言うならNO 使いまわし!求む新イベント

ウィズ
「なんというか賑やかですね」

「そうですね……」

NO いい雰囲気!だね

そんなこんなで昔ポコ達とあった村まではあるがGMのご厚意で(正確には自身の身を守るためにしかたなくゲートを開きいそいで近くまで逃げたという方がいいかもしれん)
移動することが出来たのであと少しでつききそうだ。

トゥシエ
「やっぱりここら辺は私の属性にあってるから心の傷も癒えるわね……」

そういってトゥシエさんがうんざりしたような顔で出てきてフヨフヨ浮いている。
そうこうしているうちに黒いレンガで覆われた町が見えてきた。

「あそこだな」

トゥシエ
「前回みたいに拘束されなければ良いけど」

「いやなことを思い出させるなよ」

前回は魔本国の偽物の使者によって拘束されて大変な目にあったんだよな~
なのでちょっとビビりながら門のところにいる兵士に

「あの、すみません」

兵士
「おや、あなたはダイン様では!」

セーフ今回はセーフ!

「あの魔族長にちょっと用があって」

兵士
「ほう、それではご案内しますね」

今回は問題無く村長の家まで案内してもらうことができた、
なんだか妙に疲れるんだよな、

魔族長
「これはこれはダイン殿、その節は」

「いえいえ」

魔族長
「本日は?」

俺は事のあらまし説明すると

魔族長
「そうでしたか、う~ん」

「なにか問題でも」

魔族長
「いや、大丈夫はあると思うのですが最近本国とは連絡が途絶えることありまして」

おやおや?

魔族長
「まあ、ダイン殿たちならばお強いから問題ないでしょう……とりあえず紹介状と緊急時の高速移動アイテムをご用意致しましょう」

「すみません」

魔族長
「いえいえ、先日はご迷惑をおかけしましたから」

「そんなアレは」

魔族長
「とりあえず、前回事もありますから魔本国では注意深く行動したほうが宜しいかと」

「はい」

不吉フラグはいらないです……

「ところでポコさんは?」

魔族長
「ああ、あいつは出世しまして今は魔本国で兵士をしているはずです、よかったら顔を出してやってください」

「そうなんですね」

顔見知りがいるなら助かるな……たぶん
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