しゃき、しゃき。
紙で指を切った、ただそれだけの出来事。
けれどその痛みは、なぜか心を落ち着かせた。
翌日から始まる不可解な傷。
増えていく痛みと、深まる安心感。
気づいた時には、もう戻れない場所に立っていた。
静かに壊れていく心を描く、狂気のホラー短編。
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