たとえ、王太子妃になれなくても。
次期王太子妃としての教育を受けるため、ベアトリスは王宮で育った。
常に次期王太子妃に相応しい振る舞いが求められる中で婚約者のロバートだけが心の拠り所だった。
貴方がいてくれれば。
貴方の妃になるためなら。
その一心で頑張ってきたベアトリスだったが、婚約者の心が離れ始めたことで、ベアトリスは次第に追い詰められていく。
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