シングルハーテッド
ハルトにとって、高校時代の同級生・アキヒコは、決して手の届かない「忘れられない初恋の人」だった。
当時、アキヒコが狂おしいほど一途に想いを寄せていたのは、女子バスケ部キャプテンのナツキ。
その真っ直ぐな想いは実を結び、二人は誰もが羨む恋人同士に。アキヒコが「将来はナツキと結婚する」と堂々と宣言する姿を前に、ハルトが立ち入る隙など一ミリも無かった。
ハルトは己の恋心を永遠に封印する。
それから年月が流れ、三十歳になったハルト。
ようやく初めての恋人ができ、その人へのプレゼントを選びにあるセレクトショップへと立ち寄る。しかし、そこで「店長」として働いていたのは、初恋の人、アキヒコだった。
予期せぬ再会に、ハルトの胸の奥で眠っていたはずの激しい恋心がまたたく間に蘇る。
罪悪感と高鳴る鼓動を抑えながら、ハルトが恐る恐る「ナツキとうまくいっているのか」と尋ねると、アキヒコから返ってきたのは、予想だにしない言葉だった。
お互いに大人になった今、ハルトの隠し続けてきた想いはアキヒコに届くのか。
過去の失恋と、現在の恋、そして再燃する初恋が交錯する、ビター&スイートな恋物語が幕を開ける。
当時、アキヒコが狂おしいほど一途に想いを寄せていたのは、女子バスケ部キャプテンのナツキ。
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