紫煙を掴む
チャラい大学生×親戚のおじさん(元おにいさん)
祖父の葬式で久し振りにあったその人は、昔と変わらぬ穏やかな仕草で、忘れたかった俺の心を揺り動かす。幼いうえにやり場もなく、確かに封印したはずだったのに……あの人は今、独りだという。
あの人の影を追い掛けるだけだった俺の前に、来ないはずだった“いつか”があった。今なら、届くかもしれない——
*不定期更新
祖父の葬式で久し振りにあったその人は、昔と変わらぬ穏やかな仕草で、忘れたかった俺の心を揺り動かす。幼いうえにやり場もなく、確かに封印したはずだったのに……あの人は今、独りだという。
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