林檎と令嬢 ~ 失意の令嬢を支えたのは優しい幼馴染でした ~
愛の女神の祭日に、大切な人へ林檎を贈る風習のある国。
伯爵令嬢セシリアは、自然公園で待ち合わせした婚約者へ籠にいれた林檎を贈る。心無い言葉と共に、容赦なく籠を叩き落されて、地べたを転がる沢山の林檎。周囲から同情と好奇の視線がセシリアに突き刺さる。説教してくる婚約者をぼんやり見つめるセシリアは、十二歳で婚約してからの五年間、一度も自分の贈り物を受け取って貰えなかったことを思い出す。
────私、この人と一生を共にするの?
幼馴染のクレメントに支えられて、辛い日々を耐えてきたセシリア。このまま我慢を続ければ、来年、婚約者と結婚する。そう考えたとき、彼女のとった行動は……。
勇気を出して、春の花嫁になるセシリアの物語。
■別名で小説家になろうに掲載。
■注意(ネタバレ):食べ物を粗末にするタイプのモラハラ小僧が出てきますが、死にません。ボコり描写はありなので、暴力はちょっと……みたいな方も注意してください。
※表紙はフリーイラストをお借りし、加工しました。
■ミカスケ様(misoko.net)
伯爵令嬢セシリアは、自然公園で待ち合わせした婚約者へ籠にいれた林檎を贈る。心無い言葉と共に、容赦なく籠を叩き落されて、地べたを転がる沢山の林檎。周囲から同情と好奇の視線がセシリアに突き刺さる。説教してくる婚約者をぼんやり見つめるセシリアは、十二歳で婚約してからの五年間、一度も自分の贈り物を受け取って貰えなかったことを思い出す。
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