銀髪の死神閣下
吹雪と魔獣が支配する惨烈な北方地方で魔獣討伐部隊を率いていたのは、ヴィクトア=ベウレスという美しい将校だった。『死神閣下』という通り名を持つ彼の笑顔は誰も見たことがなく、その鋭い視線は見た者を凍り付かせる程だった。だがそんな風に周囲の人間から遠巻きにされていた彼の部屋に、ある夜一人の青年が訪れる。「今生に悔いを残したくありません。貴方を抱かせて下さい」覚悟を決めた瞳でそんなことを言ってきた青年を、ヴィクトアは受け入れることにした。実は寂しさをずっと抱えて生きてきたヴィクトアにとって、彼のお願いは嬉しいものだったのだ。
ちょっとぼんやりしているヴィクトアが主人公の、シリアスとコメディの中間のようなお話です。
※他サイトにも投稿しています
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