信長の室──小倉鍋伝奇

織田信長の妻・濃姫が恋敵?


茜さす紫野ゆき標野ゆき
野守は見ずや君が袖振る

紫草の匂へる妹を憎くあらば
人妻ゆゑにわれ恋ひめやも


出会いは永禄2(1559)年初春。

古歌で知られる蒲生野の。

桜の川のほとり、桜の城。

そこに、一人の少女が住んでいた。

──小倉鍋──

少女のお鍋が出会ったのは、上洛する織田信長。


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織田信長の側室・お鍋の方の物語。


ヒロインの出自等、諸説あり、考えれば考えるほど、調べれば調べるほど謎なので、作者の妄想で書いて行きます。

通説とは違っていますので、あらかじめご了承頂きたく、お願い申し上げます。
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