無自覚聖女の辺境山暮らし 〜婚約破棄されたけど、新しい相棒と精霊に愛されています〜
婚約破棄を言い渡されたあと、令嬢セラは前世の記憶を取り戻した。
向かった先は、前世から大好きだった山。
面倒な人間関係も貴族社会も捨てて、ただ静かに暮らしたい――それだけを願っていた。
ところが山では、精霊や神獣がセラの暮らしに興味津々。
本人は水をろ過し、お風呂を作り、石鹸を作るなど、少し暮らしを便利にしているだけのつもりだった。
けれど、その何気ない営みは植物を蘇らせ、枯れかけた聖水を満たし、やがて街まで救う奇跡となっていく。
一方その頃、王都では偽りの聖女が名声を集める裏で、世界を蝕む邪神が静かに目を覚まし始めていた。
山にこもった少女は、いつしか人々の信仰を集める存在となり、世界そのものの希望になっていく。
これは、婚約破棄をきっかけに始まった、小さな優しさが世界を救う物語。
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