《完結》黎明のピグマリオン 〜人間になった彫像の少年が、彫刻家に溺愛されるお話〜
《本編三編+完結後のR18番外編》
若き彫刻家・拓海が創り上げたのは、夜明け前の空気をそのまま人のかたちにしたような、美しい翼の彫像《黎明》。彼はその像を“黎”と呼び、誰にも譲らず、大切に工房の奥へ置いていた。
ある夜、ふと彫像に口づけた瞬間――黎は、夜のあいだだけ美しい少年として目覚める。無邪気に笑い、食べ、語り、拓海に恋をしていく黎。そんな彼に惹かれながらも、拓海は「創った存在に向けられる想い」を信じきれずにいた。
夜明けが来れば、黎は再び冷たい石へ戻ってしまう。
それでも、ただ一緒に生きたいと願ったふたりが辿り着く先は。
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