雨の夜、アールグレイと猫 ――少しほろ苦くあたたかい夜
今年も残りわずかという今日。
いきなりのスコールに遭遇し、カバンを抱きかかえ走って帰宅した。
いつもは『いざという時』を考えて折りたたみ傘を携えていたのに、なぜだかこういう時に活かせていない。
きれいなフォルムに心奪われ『一軍』として迎えた黒いヒールも、走り去ったタクシーに水しぶきをかけられて台無しになってしまった。
――ついていない。
毎日頑張って仕事している女性の、ちょっと切ない一日。
※他サイトで投稿していた話を改稿してこちらにアップします。
かなり短い話です。
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