【完結】竜嫌いのエルフですが、世界樹のために竜王と契ったら奥の奥まで溺愛されています
世界樹の守り人であるエルフの一族に、数百年に一人生まれる「愛し子」ロウェンティアリエル。
枯れはじめた世界樹と、孵らなくなった竜の卵。二つを救う方法は、神代の書にただ一文記されていた。
——愛し子は竜の王と契り、その身の内にて命脈を結ぶべし。
その一文の本当の意味を知るのは、書を読める自分だけ。
森を焼いた災厄と教えられてきた竜の国へ、ロウェンは覚悟だけを抱いて赴く。
迎えに現れたのは、深紅の髪と金の瞳を持つ竜王ヘリオドール。
棘だらけの敬語で距離を取るロウェンを「ロウ」と呼び、決して急かさず、ただ甘く、すみずみまで蕩かしていく。
温かな食卓、何枚も重ねた毛皮、懐いてくる竜の子ども。優しすぎる竜の国で、生まれてから一度も温まったことのない指先が、王の熱で少しずつほどけていく。
けれど城の奥には、黒い布に覆われた肖像があった——。
三百年の誤解と、三百年待ち続けた想い。
竜嫌いのエルフが竜王の番になるまでの、甘々溺愛ファンタジー。
※性描写を含みます。全20話+番外編。ハッピーエンドです。
この作品はムーンライトノベルズにも投稿しています。
「番外編 竜の季節」のみ一部の表現をマイルド化しています。
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