【完結】君に捧げし時薬
■「その思い出、成就の薬にしませんか?」
■初恋の少女の行方を案じ『記紡コンコードビル』に店舗を構える『想幻庵』を訪れる白波瀬暁。『初恋の思い出』を対価として差し出し依頼をするものの、店主・斎院夜凪は調剤を断る。
それでも店に通い続ける暁はやがて夜凪と心を通わせていく。ビルの住人たちも二人を温かく見守り、穏やかな日々が続くかに見えた。
だが、暁と夜凪の想いが通じ合った時、夜凪が秘めていた思い出と想いの深さの暴走により、二人の未来が大きく揺らぐことに――……。
可視不可視、境界の一角で紡がれる、幻想に彩られた初恋の物語。
■初恋の少女の行方を案じ『記紡コンコードビル』に店舗を構える『想幻庵』を訪れる白波瀬暁。『初恋の思い出』を対価として差し出し依頼をするものの、店主・斎院夜凪は調剤を断る。
それでも店に通い続ける暁はやがて夜凪と心を通わせていく。ビルの住人たちも二人を温かく見守り、穏やかな日々が続くかに見えた。
だが、暁と夜凪の想いが通じ合った時、夜凪が秘めていた思い出と想いの深さの暴走により、二人の未来が大きく揺らぐことに――……。
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いなば海羽丸さま
ご感想をお寄せいただき有難うございます!
また、作品をお読みいただけて大変嬉しく思っております。
ビルの設定や住人たちの設定を考えている時はとても楽しく、特に過去の関係性などを作っている時は自分でもごっちゃになりながらもわくわくしました。
夜凪はミステリアスで、けれど儚く、どこか浮世離れしているというか、世間知らずなキャラクターにしたかったので、魅力的にとらえていただけて嬉しく思います。
ある意味、直情型の暁とはバランスが取れているような気もしています(笑)。
また立ち位置的に活躍することが多い遥見を気に入っていただけて嬉しいです! あんなにオカン気質なのに……。
ラストは私も相当悩んだので、そう仰ってもらえて安心しました。
読後に色々想像していただけたら嬉しいなあと思って、あえてあの終わり方にしたのですが、本当に心配八割、期待二割という感じだったのでほっとしています。
こちらこそこの度は、心に響く素敵なご感想を有難うございました。
つなさま
この度は最後まで読んでくださって、有難うございました。
改めて御礼申し上げます!
そして、全体へのご感想を、こちらにまでいただけて本当に嬉しいです。
二人は結ばれるまでも大変だったにもかかわらず、結ばれたとたんに最大級の試練に直面してしまうのですが……。
つなさんの仰るように、実際に「奪われてしまった」状態になっても、失くしてしまったように見えても、大切なものはきちんと心や魂に刻み込まれていて、だからこそ、二人は周囲に助けられながらもラストに繋げる力、勇気を持てたのだろうと思います。
つなさんにご感想をいただけて、励みになりました!
この物語が作ってくれたつなさんとのご縁を大切にさせていただきたく思っています。
本当に有難うございました!
つなさま
【可惜夜】Ⅲへのご感想を有難うございます!
件のワードに滾っていただけて、とても嬉しく思っております。
夜凪の立場を思えばこそ、暁から出てきた言葉ですが……。
ここは書きたかった場面のひとつだったので、つなさんに刺さった! やった! と万々歳な気持ちです。
いつもお忙しい中を読んでもらうだけでも嬉しいのに、ご感想までいただけたので色々頑張れます!
ご無理のない範囲で楽しんでいただけたらと思います。
この度は有難うございました!
秋月真鳥さま
この度は作品をお読みいただき、またご感想をお寄せいただいて有難うございます。
一気に読み進めてもらえたとのことで、とても嬉しく思っています。
ビルの設定を考えたり、遥見や侑、ツネのキャラクター設定をしたりするのがとても楽しかったです。
夜凪の不思議さは実はあの空間と生い立ちが育てているものだとも言えますよね。
暁はどれだけ初恋を拗らせまくっているのかと、書いた私もちょっと心配はしました。
この二人にはつらかった分だけ、しあわせになってもらいたいです。
こちらこそ、想いのこもったご感想を有難うございました!